天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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力の統一理論 unified theory of the forces

自然界に働く四つの力を統一的に説明する理論。理論物理学の夢であるが、2017年時点では未完成である。現在の宇宙では、あらゆる物質は基本的な四つの力、すなわち、重力、電磁気力、弱い力、強い力により運動していると考えられてい[…]

超大光度X線源 ultraluminous X-ray source

非常に強いX線を放射するコンパクト天体。超高輝度X線源とも言う。近傍の渦巻銀河の腕の部分には、異常に強いX線の点源がしばしば存在することが、1979年に打ち上げられたアメリカのアインシュタイン衛星で発見された。それらは連[…]

電弱統一理論 unified theory of electromagnetic and weak forces

自然界の基本的な四つの力のうちの2つである電磁気力と弱い力を統一的に扱う理論。1972年ワインバーグ(S. Weinberg)とサラム(A. Salam)によって独立に提唱されたので、ワインバーグ-サラム理論とも呼ばれる[…]

トロイダル磁場 toroidal magnetic field

天体のもつ磁場のうち、回転軸などの対称軸周りの磁場成分。極座標 $(r, \theta,\phi)$ で記述する場合には$\phi$ 成分のことである。残る磁場成分をポロイダル磁場という。

二色図 two-color diagram

2組の異なる色指数を縦軸と横軸にして表した図。右図は色指数 U-B と色指数 B-V を用いた標準的な例、どちらの色指数とも数値が大きいほど「赤い」と表現する。スペクトルエネルギー分布のおおまかな形状を判断する際に用いら[…]

ハッブルディープフィールド Hubble Deep Field

1. 最初のハッブルディープフィールド(HDF=HDF-N) 1995年12月18日から28日まで10日間連続して、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の広視野惑星カメラ2(WFPC2)を「おおぐま座」の一角に向けて、従来にな[…]

バリオン音響振動 baryon acoustic oscillation (BAO)

初期の宇宙では、光子とバリオン(通常の物質)が相互作用(トムソン散乱)で強く結合しており一つの流体として振る舞う。この光子バリオン流体は圧力を持つため、空間的な密度ゆらぎ(粗密)があると、それは音波振動となって空間を伝わ[…]

ヒッグス場 Higgs field

自発的対称性の破れを起こしてゼロでない真空期待値を持つことによって、結合している他の場(フェルミ粒子、ゲージ場)に質量を与える役割を果たすスカラー場のこと。素粒子の標準模型に出てくるヒッグス場は SU(2) の二重項を持[…]

フィールド field

宇宙における星や銀河の存在環境に対して用いられる言葉。平均的な個数密度の環境を指す。 星の場合には、星団に属さないものをフィールド星(散在星)という。銀河の場合には、銀河団や銀河群に属さないものがフィールド銀河(散在銀[…]

フォースフリー磁場 force-free magnetic field

力学平衡にあるような電磁流体で、磁気圧勾配力と、磁気張力による力とが圧倒的に強く、他の力を無視できる場合、見かけ上、ローレンツ力(磁気圧勾配力と磁気張力による力の和)がゼロとなる。そのような状態の磁場をフォースフリー磁場[…]

フラット補正 flat field correction

通常、天体観測においては、望遠鏡および観測装置の光学系や検出器そのものの特性により、観測装置の検出器上に光検出感度ムラが生じる。これを補正することをフラット補正、もしくはフラットフィールディングという。天体観測とは別に([…]

ポロイダル磁場 poloidal magnetic field

天体のもつ磁場のうち、回転軸などの対称軸を含む面内の磁場成分。極座標 (r, θ, Φ) で記述する場合には磁場の (r, θ) 成分のことである。残る磁場成分をトロイダル磁場という。

未確認飛行物体 unidentified flying object(UFO)

正式には空軍などで使われる用語で、レーダーに捕えられたがその正体が確認できない物体。偵察機、鳥の集団、火球を伴う隕石などの自然現象、などさまざまな種類のものがあると考えられているが、実際には正体不明のものもある。高等文明[…]

未同定スペクトル線 unidentified spectral line

天体を観測してえられる分光スペクトル中の吸収線や輝線のうち、どの物質(原子、分子、イオン、星間ダスト)が原因となっているかが不明の線のこと。電波領域には多数存在する。

ローマン宇宙望遠鏡 Nancy Roman Space Telescope

アメリカ航空宇宙局(NASA)が2027年に打ち上げを予定している次世代の広視野赤外線望遠鏡。2010年のディケイダルサーベイ(decadal survey)で大型衛星計画では第1位に位置づけられた。NASAは2020年[…]