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すばる望遠鏡 Subaru Telescope

アメリカのハワイ島のマウナケア山頂(標高4205 m)に日本の国立天文台が建設した経緯台方式の光学赤外線望遠鏡。直径8.2 m、厚さ20 cmの主鏡はコンピュータ制御された261本のアクチュエータで裏面から支持され、望遠[…]

セファイド Cepheid

脈動変光星の一種。セファイド変光星あるいはケフェウス座𝛅型変光星ともいう。中質量星がヘリウム燃焼段階にセファイド不安定帯を横切る際に起こる外層の脈動により変光する。多くは星全体が膨張、収縮する基準振動をしているが、なかに[…]

速度勾配層 tachocline

太陽対流層の底(深さ約20万km)付近にあって、自転角速度の動径方向の変化が大きな層。日震学による内部構造探査で見つかった。太陽対流層全体としては、動径方向の自転角速度の変化は考えられていたよりも小さい傾向にあり、速度差[…]

ダート探査機  Dart spacecraft

探査機を小惑星に衝突させることで、小惑星の軌道がどのくらい変化するのかを調べるアメリカ航空宇宙局(NASA)のミッション。英語のDouble Asteroid Redirection Test(二重小惑星軌道変化試験)の[…]

太陽 Sun

太陽系の中心に位置する恒星。スペクトル型はG2V型の主系列星で、およそ46億年前に水素燃焼段階に到達した(主系列星として誕生した)と考えられている(燃焼も参照)。表面温度は約6000度、中心の温度は約1500万度である。[…]

対流層 convection zone

星の内部で対流によってエネルギーを輸送する領域のことを対流層という。 星は中心から表面に向けて温度が下がり、エネルギーは中心から外へと伝わる。エネルギーの伝わり方には、放射、伝導、対流という方法があるが、通常の星の内部で[…]

地球力学時 terrestrial dynamical time (TDT)

力学時、地球時を参照。

TMT Thirty Meter Telescope (TMT)

カリフォルニア工科大学、カリフォルニア大学、カナダ天文学大学連合、日本の国立天文台、中国国家天文台、インドが、ハワイ島マウナケア山頂域に建設を構想している口径30 mの次世代超大型光赤外線望遠鏡。直径1.44mの六角形セ[…]

電子 electron

レプトン族と呼ばれる素粒子の一種で負の電荷の単位となる基本粒子。陽子、中性子とともに原子を構成する。質量は約9.10×10-31 kg。素粒子はスピンが半整数のフェルミ統計に従うフェルミ粒子(フェルミオン)と整数のボーズ[…]

動圧 ram pressure

相対的に運動している流体から受ける進行方向に逆向きの圧力のこと。ラム圧ともいう。その強さは流体の密度 ρ と速度 v の2乗 ρv2 に比例する。銀河団では、落下してくる銀河が、銀河団ガスからこの動圧を受け、ガスをはぎ取[…]

トロイダル磁場 toroidal magnetic field

天体のもつ磁場のうち、回転軸などの対称軸周りの磁場成分。極座標 $(r, \theta,\phi)$ で記述する場合には$\phi$ 成分のことである。残る磁場成分をポロイダル磁場という。

熱幅 thermal width

ガスが発する輝線の幅のうち、ガスを構成する原子や分子が熱運動することで生じるもの。同種の気体の場合はガスの温度に関係し、高温ほど幅が広い。熱運動によるドップラー効果が原因で、これによる輝線輪郭の形状はガウス分布(正規分布[…]

パイ中間子 pi meson

パイオンを参照。

非球面板 aspheric plate

光学系の収差を補正するため平行平面板の片側を非球面に研磨して用いる光学素子。シュミット望遠鏡で球面収差を補正するためのシュミット補正板などが代表的な例。補正板も参照。

ヘラ探査機 Hera spacecraft

小惑星ディディモスとその衛星ディモルフォスを調べるための、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)のミッション。名称はギリシア神話の女神へーラー(ヘラ、ヘレとも表記)からとられた。アイーダ計画を構成する1つの探査機となっている。ディ[…]

ベラルービン天文台 Vera C. Rubin Observatory

チリのセロ・パチョンに建設中の大型シノプティック・サーベイ望遠鏡 (Large Synoptic Survey Telescope: LSST) を運用する天文台。渦巻銀河の平坦な回転曲線の観測からダークマターが存在する[…]

放射絶対等級 bolometric absolute magnitude

全波長域の放射を考慮した絶対等級。$M_{\rm bol}$と表され、星の光度 $L$(単位時間に放出する放射エネルギー)とは以下の関係がある。 ここで、$L_{\odot}$ は太陽の光度である。

星形成領域 star forming regions

星形成が進行中の領域のこと。星生成領域ともいう。 生まれたばかりの星が可視光で見えなくても、さまざまな波長における観測から、星形成が現在進行していることを示す証拠が得られれば星形成領域という。星間分子雲にはこれに該当す[…]

星質量関数(銀河の) stellar mass function of galaxies

宇宙の単位体積の空間内にある銀河の個数をその銀河の星質量の関数として表したもの。質量関数も参照。

マウナケア国際天文台 Maunakea Observatories

ハワイ島マウナケアの山頂地域(海抜約4200 m)に設置された天文台群。ハワイ州の所有する土地だが、山頂地域はハワイ大学が科学保護地域としてその管理を委託されており、ここに8.2 mすばる望遠鏡、2基の10 mケック望遠[…]