天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"蒙彼利埃大学综合理工学院毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信199959876(Ecole Polytechnique Universitaire de Montpellier毕业证degree offer diploma Transcript)Kg8X"の検索結果(3271件)

プレートスケール plate scale

可視光観測に写真乾板(photographic plate)を用いていた時代の「乾板スケール」の英語読みである。イメージスケールを参照。

プレートテクトニクス plate tectonics

地球の表層部がいくつかの硬い岩板(プレート)に分かれており、それらがほとんど変形することなしにマントルの対流運動によって相互に水平運動(球面上では回転運動)していると考えるモデルのこと。1968年にフランスのルピション([…]

ブレーン brane

超弦理論において、開弦の端を固定する(ディリクレ境界条件)対象として、ディリクレブレーン(Dブレーン)というものが考えられた。これは、広がりを持った物理的対象であり、膜(membrane)を他の次元にも拡張したものである[…]

ブレーン宇宙論 brane world

われわれの住んでいる空間3次元の世界は、より高次元(バルク)に埋め込まれたブレーン上に実現されているとする宇宙論。膜宇宙論、ブレーンワールドなどとも呼ばれる。ブレーン(brane)は膜を意味する。 重力はバルクも伝搬す[…]

フレア solar flare

太陽外層大気において発生する現象で、数分から数時間という時間に1029 ergから1032 ergもの巨大な磁気エネルギーが熱エネルギー、運動エネルギー、粒子加速エネルギーなどに変換される。これと同じ現象で、より解放エネ[…]

フレア星 flare star

フレア活動を示す恒星のこと。閃光星ともいう。古典的なフレア星の一つはくじら座のUV星に代表される、UV Cet型星と呼ばれる変光星のクラスに属する晩期型の主系列星である。自転が速いので、深い対流層中で恒星ダイナモ作用が働[…]

プレス-シェヒター理論 Press-Schechter theory

宇宙論的な構造形成論に則り、ある時期に形成される天体(ダークマターハロー)の質量関数を解析的に記述する理論。プレス(W.H. Press)とシェヒター(R. Schechter)によって1974年に発表された。 宇[…]

プレソーラー粒子 presolar grain

コンドライト隕石の微細粒子からなるマトリクスのなかに発見された、太陽系の同位体組成とはまったく異なる同位体組成をもつ太陽系外起源の粒子。ナノメートルからミクロンサイズの微粒子で、ケイ酸塩、酸化物、窒化物、グラファイト、ダ[…]

フレネル回折 Fresnel diffraction

平面波が遮光板に設けられた開口部を通過するときに、開口部から 近い位置で観測される回折現象。開口部の各点からの(電磁)波の 干渉により計算される。開口の形状に、縁による回折の効果が加わ ったものと考えることができる。フラ[…]

フレミング Fleming, Williamina

ウィラマイナ・フレミング(Williamina Paton Stevens Fleming;1857- 1911)はアメリカの女性天文学者。スコットランドのダンディーに生まれ、20歳でジェームス・フレミングと結婚、アメリ[…]

プレリオン plerion

パルサー星雲を参照。

フローティング支持 floating support

望遠鏡主鏡のような薄板鏡を変形や移動を抑えて支える方法の一つ。多数の支持点で薄板鏡を支え、板がどのような姿勢になっても、支持点各部分にかかる板の重量と常につり合う力を支持点に発生させる。このようにすれば、板は重力に対して[…]

プロトン現象 solar proton event

太陽から相対論的エネルギーに加速された陽子を発生させる現象をいう。太陽フレアの際に太陽近傍で加速されるか、コロナ質量放出に伴う衝撃波によって加速されると考えられている。大規模なプロトン現象は、陽子がもつエネルギーの大きさ[…]

プロミネンス prominence

太陽コロナ中に存在する5000-10000 Kのプラズマ。皆既日食時には、水素のHα線を強く放射して赤く見えるため紅炎とも呼ばれる。太陽面上で観測されると、暗い筋状の構造として見えるためダークフィラメントと呼ばれる。プロ[…]

分解能 resolution

装置や機器がどれくらいの測定能力を持つかを示す値。空間的にどれくらい細かな構造を識別できるかは角分解能または空間分解能、時間的にどこまで短い時間で測定できるかは時間分解能、スペクトルをどれほど細かな波長に分けて測定できる[…]

分割鏡 segmented mirror

大型非球面主鏡をセグメントと呼ばれる分割した部分鏡として製作し、これらを組み合わせて、全体として1枚の鏡として機能するように(回折限界像が得られるように)する方式。大型の鏡を安価で製作することができるが、形状の異なる非球[…]

分割鏡望遠鏡 segmented mirror telescope

口径8-10mクラスの巨大望遠鏡に用いられている望遠鏡のタイプの一つで、主鏡に分割鏡を用いたもの。1993年にハワイ島マウナケア山頂に建設されたケック望遠鏡で初めて採用され、以来口径10mクラスの望遠鏡のほとんどが分割鏡[…]

分光 spectroscopy

電磁波(光)を波長ごとのエネルギー強度の分布に分解すること。得られたものをスペクトルという。 分光学と分光観測も参照。

分光学 spectroscopy

電磁波を波長または周波数成分に分解して測定することにより、対象の組成や温度、密度などを調べること。光学や物性、化学、医学などの幅広い分野で用いられる。電磁波の吸収と放射は、波長(周波数)について連続的に起こる成分(連続吸[…]

分光観測 spectroscopic observation/ spectroscopy

天体からの光を波長ごとに分けて(分光して)、スペクトルを取得する観測のこと。分光観測を行うために用いる装置のことを分光器と呼ぶ。分光観測は、天体の物理状態(温度、密度)や化学組成、運動状態などを知るために必須の観測手法で[…]