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フォーク式架台 fork mount

赤道儀の一種。鏡筒を支えるU字型のアームがフォークに似ているのでこの名がある。カセグレン焦点の装置がフォークに当たるため、天の北極に近い天体の観測ができないことがある。架台(望遠鏡)も参照。

フォークト輪郭 Voigt profile

ガウス関数とローレンツ関数(それぞれの中心は一致)をたたみ込んだ分布関数の輪郭のことで、スペクトル線の線輪郭をよく近似する(図(a)参照)。線幅拡大も参照。

フォースフリー磁場 force-free magnetic field

力学平衡にあるような電磁流体で、磁気圧勾配力と、磁気張力による力とが圧倒的に強く、他の力を無視できる場合、見かけ上、ローレンツ力(磁気圧勾配力と磁気張力による力の和)がゼロとなる。そのような状態の磁場をフォースフリー磁場[…]

フォッカー-プランク方程式 Fokker-Planck equation

ブラウン運動における微小粒子の位置の確率密度関数 $P$ の時間変化を表す次の式(1次元の場合)を意味することが多い。 $$ \frac{\partial P}{\partial t}=-b \frac{\part[…]

フォトコンダクター photoconductor

光伝導素子を参照。

フォトダイオード photodiode

半導体光検出器の一つで、逆バイアスのダイオードに光子が入射する ことにより流れる電流や電荷を測定する。ダイオードはp型半導体と n型半導体を接合したもので、順方向に電圧をかけると電流が流れるが 逆方向の電圧(逆バイアス)[…]

フォンツァイペル-リドフ-古在振動 von Zeipel-Lodov-Kozai oscillations

中心天体の周りを公転する天体が摂動を受ける系において、当該天体の近点引数と離心率と軌道傾斜角が連動して振動する現象。典型的には円制限三体系に於いて被摂動天体の軌道傾斜角が大きな場合に発現するが、それ以外の場合にも程度の差[…]

負温度分布 negative-temperature distribution

反転分布を参照。

不確定性原理 uncertainty principle

量子力学の根幹をなす概念の1つ。1つの物理量の決定精度を向上すると、それに反比例して決定精度の限界が原理的に劣化する物理量が1つ存在するという理論上の概念。このような物理量の対を、互いに共役であるといい、その決定精度の限[…]

不規則銀河 irregular galaxy

回転対称な円盤や渦巻腕を持たず、光の集中した中心核を明確に持たない銀河の総称。ハッブル分類ではIrrの記号で表される。大小マゼラン雲は不規則銀河の一種(I型: Irr I)で、若い種族の星やガスからなっている。M82やN[…]

複屈折 birefringence

特定の結晶材料などを通した像が2重に見える現象で、光の偏光方向(電場の振動方向)によって材料の屈折率が異なっていると解釈される。方解石や水晶などの結晶材料や高分子材料に見られる。複屈折性を持つ材料には光学軸と呼ばれる特定[…]

輻射 radiation

放射を参照。近年は「輻射」ではなく「放射」を用いるのが普通。

輻射点 convergent point

放射点を参照。

輻射等級 bolometric magnitude

放射等級を参照。

輻射補正 bolometric correction

放射補正を参照。

藤田良雄 FUJITA Yoshio

日本の天文学者(1908-2013)。低温度星の分光学的研究の世界的権威。我が国における観測に基づく天体物理学、とくに天体分光学の発展の基礎を築いた。 福井県福井市生まれ。東京帝国大学理学部天文学科を卒業後東京天文台技[…]

物質の三態と四態 states of matter

物質をその状態により固体、液体、気体の3つ、あるいはプラズマを含めた4つに分類する考え方。それぞれの状態を相(phase)ともいう。固体(固相)は定まった体積と形を持つのに対し、液体(液相)は定まった体積を持つがその形は[…]

物質波 matter wave

量子力学において、運動する物質一般に付随する波動のこと。量子力学の中心概念の一つである粒子と波動の二重性(wave-particle duality)を表す。光子の粒子性と波動性を結びつけるために導入された概念を、192[…]

物質優勢期(宇宙の) matter dominant epoch(of the universe)

宇宙の支配的なエネルギー成分が物質成分となっている時期のこと。質量密度に比べて圧力の無視できる物質成分のエネルギー密度は、宇宙膨張に対してスケール因子の3乗に逆比例して減少する。これに対し、大きな圧力を持つ放射成分のエネ[…]

不定時法 futeijihou (varying time method)

日常生活の時刻を計るときに、季節によって異なる時間単位を用いる方法(英語の定訳はない)。明治5年の改暦以前の江戸時代に用いられていた不定時法では、「明け六つ」から「暮れ六つ」(薄明を参照)までを6等分した時間が「昼の一時[…]