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近接連星 close binary

連星のうちで、2つの星が互いに影響を及ぼすくらいに接近した系。ロッシュモデルも参照。

金属欠乏星 metal-poor star

太陽に比べて著しく金属(重元素)の組成の低い星。水素とヘリウム以外の元素は金属と総称されることが多く、太陽近傍の星の多くは太陽と同程度の金属量をもつが、稀に太陽の1/10あるいはそれ以下の星がみられる。それらは種族Ⅱの星[…]

近点 pericenter

ある天体の周りを回っている別の天体の軌道において、この2天体間の距離が最も近づく点のこと。中心天体が太陽、地球、火星、恒星(たとえば、実視連星系の主星)、天の川銀河(銀河系)中心の場合、それぞれ近日点、近地点、近火点、近[…]

クーラン条件 Courant condition

双曲型偏微分方程式を数値計算により安定に解くための条件。波動が伝播する速度(波動の位相速度と流体の速度の和)を$v$、計算格子の格子間隔を$\Delta x$とするとき、安定な解を得るための時間刻みは に制限される[…]

グリーンバンク100-m電波望遠鏡 Green Bank 100-m Telescope

アメリカ国立電波天文台が西バージニア州のグリーンバンクで運用している電波望遠鏡で愛称はロバートビアド望遠鏡。GBTと略称されることも多い。オフセットカセグレン(軸外し光学系としたカセグレン式望遠鏡のこと)の光学系を採用し[…]

グリニッジ王立天文台 Royal Greenwich Observatory

1675年にイギリス国王チャールズ2世によってロンドンの郊外グリニッジに設立された天文台。グリニッジ天文台と呼ばれることが多い。大航海時代にあった当時、外洋における船の位置を天文観測から測定し、航海術の進歩の基礎とするこ[…]

グルーオン gluon

強い相互作用におけるゲージ粒子であり、ゲージ SU(3) の八重項の表現に従う。質量はゼロであるが、量子色力学(QCD)におけるカラー閉じ込め機構により、単体で取り出すことはできない。

クレーター crater

隕石や小天体の衝突で形成される、円形の窪地とそれを取り囲むリムと呼ばれる円環状の高まりから構成される地形。隕石孔とも言う。断面がおわん型のもの、平底型のもの、中央に高まり(中央丘)があるもの、多重のリムから構成されている[…]

クレーター年代学 crater age

天体表面に存在するクレーターの数密度から、その地域の年代を決める手法である。クレーター年代学は地質構造の新旧を決める強力な手段である。しかしいくつか欠点がある。まず、絶対年代と直接に対応がつけられているのがアポロ計画の回[…]

グレートアトラクター Great Attractor

天の川銀河(銀河系)の中心に近い方向(銀経307度、銀緯+9度)で後退速度4350±50 kms-1(ハッブル定数を75 kms-1Mpc-1とすると距離約60 Mpc=2億光年)の位置にあり、局所超銀河団の銀河を引き寄[…]

グレートウォール Great Wall

宇宙の大規模構造の一つの名称。1980年代にハーバードスミソニアン天体物理学センター(CfA)のハクラ(J. Huchra)とゲラー(M. Geller)らによって行われた銀河の赤方偏移サーベイで見つかった。銀河の空間分[…]

ゲージ理論 gauge theory

素粒子の相互作用(素粒子間に働く力:四つの力を参照)の記述に際し、ゲージ変換に対して作用が不変であるという要請を取り入れた理論のことをゲージ理論と呼ぶ。変換群が U (1) 群のとき、可換ゲージ理論と呼び、電磁相互作用([…]

計量 metric

メトリックともいう。一般相対性理論における計量とは、時空間の局所的な構造を特徴づける基本的な量である。たとえば$x-y$ 座標の張られた平坦な2次元平面において、微小な間隔 $(dx,dy)$ だけ離れた2点間の物理的距[…]

ケプラー衛星 Kepler satellite

太陽系外惑星探査を目的として、アメリカ航空宇宙局(NASA)により2009年3月6日に打ち上げられた衛星。特にハビタブルゾーンにある地球型惑星を発見し、地球型惑星の存在頻度、なかでも生命の存在する可能性のある惑星の頻度を[…]

圏外生物学 exobiology

アストロバイオロジーを参照。

元期 epoch

天体の天球上の位置を示す時刻をいう。天球座標系自体が時間変化することを想定したものと、天体自体が同一の天球座標系に対して移動すること(固有運動)を想定する場合とがある。前者は、分点とも呼ばれ、地球の歳差や章動などによって[…]

原始惑星系円盤 protoplanetary disk

星間雲のなかで密度が高く、水素が解離せず水素分子として存在している領域を分子雲と呼び、分子雲中でさらに密度の濃い部分を分子雲コアと呼ぶ。分子雲コアが自己重力により収縮することで星が生成される。その際により大きな角運動量を[…]

減衰輪郭 damping profile

ガス粒子(原子や分子)からの放射や吸収によるスペクトル線の形状(線輪郭)は、古典的には外部電場による電子の強制振動子モデルにより表される。このとき、放出・吸収される光子の反作用による減衰効果によりスペクトル線には幅が生じ[…]

光学ジェット optical jet

可視光で見られる宇宙ジェットのこと。特に、天の川銀河(銀河系)内で可視光で観測されるジェット状の構造を指すことが多い。通常は若い小質量星であるTタウリ型星から両極方向に放出される高速ガス流だと考えられる。その駆動メカニズ[…]

光行差 aberration

運動している観測者から天体を見ると、光の速度が有限であるために、天体の方向が真の方向から観測者の運動方向にずれて見える。この現象を光行差といい、18世紀のイギリスの天文学者ブラッドレー(J. Bradley)により発見さ[…]