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分光 spectroscopy

電磁波(光)を波長ごとのエネルギー強度の分布に分解すること。得られたものをスペクトルという。 分光学と分光観測も参照。

分光学 spectroscopy

電磁波を波長または周波数成分に分解して測定することにより、対象の組成や温度、密度などを調べること。光学や物性、化学、医学などの幅広い分野で用いられる。電磁波の吸収と放射は、波長(周波数)について連続的に起こる成分(連続吸[…]

分光観測 spectroscopic observation/ spectroscopy

天体からの光を波長ごとに分けて(分光して)、スペクトルを取得する観測のこと。分光観測を行うために用いる装置のことを分光器と呼ぶ。分光観測は、天体の物理状態(温度、密度)や化学組成、運動状態などを知るために必須の観測手法で[…]

分光視差 spectroscopic parallax

主系列星には真の明るさ(絶対等級)とスペクトル型(あるいは色指数)との間に密接な関係がある(HR図を参照)。この性質を利用し、スペクトル型あるいは色指数を観測することによって、星の真の明るさ(絶対等級 $M$)を推定し、[…]

分光標準星 spectroscopic standard stars

見かけの明るさが波長ごとに正確に求められており、分光観測データの波長感度校正を行うために用いられる恒星のこと。分光測光標準星ともいう。分光標準星としては、強い輝線や吸収線がなく、全体的になめらかな連続スペクトルを持ち、し[…]

分光連星 spectroscopic binary

スペクトル線の観測からそれとわかる連星。2つの星が分離して観測できなくても、スペクトル中に複数の恒星からのスペクトル線が観測され、その波長が周期的に変化することから確認される場合があり、それらは二重線分光連星と呼ばれる。[…]

分子流天体 molecular outflow object

双極分子流が観測されている分子雲コアのこと。分子流は原始星が駆動していると考えられるため、この分子流天体の中心にはすでに原始星が生成されていることになる。

ヘール望遠鏡 Hale Telescope

1928年にロックフェラー財団から受けた600万ドルの資金援助により、パロマー天文台に建設された口径200インチ(508cm)の望遠鏡。資金獲得に尽力した天文学者ヘール(G.E. Hale)の名前がつけられた。最近では「[…]

ペイルブルードット Pale Blue Dot

1990年2月14日に約60億キロメートルのかなたからボイジャー探査機(ボイジャー1号)によって撮影された地球の写真。当初計画にはなかったが、カール・セーガン(Carl Sagan)の強い希望でこの撮影が実現した。青、緑[…]

ヘスガンマ線望遠鏡 High Energy Stereoscopic System(H.E.S.S.)

ドイツやフランスを中心とした国際共同実験として、2003年からアフリカのナミビアの高地(海抜1800 m)で高エネルギーガンマ線の観測を開始した12 m望遠鏡4台による大気チェレンコフ望遠鏡システム。複数台によるチェレン[…]

ベテルギウス Betelgeuse

オリオン座のベテルギウスは太陽の約20倍の質量を持つM型の赤色超巨星で、脈動変光星の中の半規則型に分類されている。恒星の進化の最終段階にあり、寿命が終わるとⅡ型超新星爆発を起こすと考えられている。ベテルギウスは1等星の中[…]

ベリタスガンマ線望遠鏡 Very Energetic Radiation Imaging Telescope Array System(VERITAS)

ホイップルガンマ線望遠鏡の後継として、アメリカを中心とした国際共同実験チームが米アリゾナのホイップル天文台のベースキャンプ(標高1268 m)に建設し、2007年から観測を開始した12 m望遠鏡4台による大気チェレンコフ[…]

偏光 polarization

横波である光(電磁波)の電場成分は進行方向に対して垂直な面で振動するが、その振動面が偏っている状態。可視光と赤外線では「偏光」と呼ぶが電波では「偏波」と呼ぶ。一般的にはストークスパラメータで記述される。単一の光波を考える[…]

ホースシュー式架台 horseshoe mount

赤道儀の一種。極軸の一方の端を巨大な馬蹄型の軸受けで支える方式で、大型望遠鏡に用いられる。パロマー天文台の5 mヘール望遠鏡で初めて採用された。その後馬蹄型軸受けを赤緯軸近くに持ってくるよう改良され、1970年代の4 m[…]

ホイップルガンマ線望遠鏡 Whipple Gamma-ray Telescope

アメリカなどのグループがガンマ線天文学のために米アリゾナのホプキンス山(標高2320 m)のホイップル(Fred Lawrence Whipple)天文台に建設した口径10 mの大気チェレンコフ望遠鏡。1968年から観測[…]

棒渦巻銀河 barred spiral galaxy

渦巻銀河のうち中心部に棒状構造が見られる銀河のこと。棒渦状銀河ともいう。ハッブル分類も参照。

望遠鏡 telescope

遠方にある物体を拡大して観察する装置のこと。あるいは、遠方にある物体からのさまざまな放射を集め高感度でとらえる装置のこと。もともとはその言葉のとおり、遠方物体を可視光で拡大観察するための装置のことを指していたが、今日では[…]

補償光学 adaptive optics

大気のゆらぎによる光波面の乱れをリアルタイムで測定して、波面補正素子で矯正することにより、望遠鏡の回折限界の空間解像力を実現するシステム。1953年にバブコック(H.W. Babcock)がその概念を提案した。補償光学系[…]

ホビー-エバリー望遠鏡 Hobby-Eberly Telescope

テキサス西部のマクドナルド天文台にある有効口径9.2 m(鏡の実際のサイズは11 m × 9.8 m)の分割鏡望遠鏡。主鏡を対角長1 mの六角形球面鏡91枚で製作し、望遠鏡の高度角を55度に固定することで、従来の望遠鏡に[…]

ボリソフ彗星 2I/Borisov

オウムアムアに次いで2番目に発見された恒星間天体。2019年8月30日に、アマチュア天文学者のボリソフ(Gennady Borisov)がクリミア半島の施設で、自作の65 cm望遠鏡による観測で彗星らしく見える天体を発見[…]