天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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相互作用銀河 interacting galaxies

衝突ないしは近傍を通過することにより、重力を及ぼしあって形態に特徴的なパターンを示す複数の銀河。強い潮汐力によって昆虫の触角(アンテナ)のように伸びた細い紐状の構造、くっきりとした渦巻腕、車輪のような形、シェル構造などが[…]

相対論的電子 relativistic electron

観測者に対して真空中の光速に迫るような高速で動いているため、相対論的効果が無視できない電子のこと。たとえば、磁場中で動いている電子はローレンツ力を受けてらせん運動を行い、電磁波を放射するが、電子の速度が真空中の光速に比べ[…]

装置回転機構 instrument rotator

経緯台方式の望遠鏡の焦点面では天体の視野が回転するので、これを補正するため焦点面装置自体を視野の回転に合わせて回転させる装置のこと。装置を回転させずに光学的に像の回転を打ち消す装置は像回転機構という。

素電荷 elementary charge

電気素量を参照。

素粒子 elementary particle

物質を構成したり、相互作用を媒介したりする、これ以上分けられない最小単位の粒子のこと。 素粒子の標準模型では、物質を構成する粒子(アップ、ダウン、チャーム、ストレンジ、トップ、ボトムという6種類のクォークとその反粒子、[…]

SALT South African Large Telescope(SALT)

南アフリカ大型望遠鏡を参照。

ダークマターハロー dark matter halo

ダークマターが自己重力で集まった塊のこと。ダークハローあるいは暗黒ハローと呼ぶこともある。バルジ、円盤、ハローとともに銀河の基本構成成分である。ダークマターハローにガスが引きずり込まれて集まり、そのガスから星が生まれ、銀[…]

ダークレーン dark lane

ダストが銀河円盤内に集積して濃くなっているところ。暗黒帯あるいはダストレーンと呼ぶこともある。そこだけ背景の星などからの光が強く吸収を受けるため黒い帯のように観測されるのでこの名前がある。円盤銀河では円盤の赤道面にダスト[…]

ダート探査機  Dart spacecraft

探査機を小惑星に衝突させることで、小惑星の軌道がどのくらい変化するのかを調べるアメリカ航空宇宙局(NASA)のミッション。英語のDouble Asteroid Redirection Test(二重小惑星軌道変化試験)の[…]

大気吸収 atmospheric absorption

地球大気中の分子による光の吸収。可視光では大気吸収はほとんどないが、紫外線は窒素分子や酸素分子により大部分が吸収され、赤外線は水蒸気や二酸化炭素、メタン、オゾンなどにより特定の波長で吸収される。大気吸収の小さい波長帯は大[…]

大気チェレンコフ望遠鏡 atmospheric Cherenkov telescope

高エネルギーのガンマ線が地球大気に入射すると、大気中の原子核と衝突して空気シャワーが作られる。シャワー中の荷電粒子はチェレンコフ光を放射し、数分の一度に広がった光のフラッシュとなって地上に降り注ぐ。この光を集光して光電子[…]

大気ゆらぎ atmospheric turbulence

地上からの天体観測では大気のゆらぎが解像力の妨げとなる。可視光と赤外線では大気中の温度ゆらぎが屈折率の非一様性の要因となり光波面を乱す。電波では水蒸気の分布のムラが位相の乱れの要因となる。光束中のこのような乱れを実時間計[…]

大マゼラン雲 Large Magellanic Cloud

局所銀河群に属する銀河の1つで、銀河系(天の川銀河)の伴銀河の一つとされる。肉眼で見ると夜空に照らし出された白雲のように見えるため、「雲」というが、実際は銀河である。このため、大マゼラン銀河ともいう。可視光で見ると非対称[…]

太陽系外惑星 extrasolar planet

太陽以外の恒星の周りを公転する惑星、つまり太陽系以外の惑星のこと。天文学分野では、太陽系の外惑星との混同を避けるため、単に系外惑星と呼ぶことも多い。英語では extrasolar planet や exoplanet と[…]

楕円銀河 elliptical galaxy

星が楕円体状に分布している銀河(絶対等級がおよそ-18等より暗い楕円銀河は矮小楕円銀河(矮小銀河参照)と呼ばれており、明るい楕円銀河とは別の種類に分類されている)。代表的な銀河の形態分類のハッブル分類では音叉図の最も左に[…]

多天体分光器 multi-object spectrograph

一度に多数の天体を分光できるように工夫した分光器。分光だけでなく撮像観測機能も備えたものは多天体分光撮像装置などとも呼ばれる。望遠鏡の焦点面に天体位置に合わせた多数のスリットを通して分光するタイプ(マルチスリット型)と、[…]

多波長天文学 multi-wavelength astronomy

電磁波の全ての波長による観測から天体現象を多面的に解明する天文学。観測の角度分解能や感度においては長い間、可視光観測が他の波長帯の観測を大きく凌いでいたが、1980年代頃から次第に可視光以外の波長による観測の感度と分解能[…]

WHT William Herschel Telescope(WHT)

ウィリアムハーシェル望遠鏡を参照。

Wボソン W boson

自然界に存在する四つの力(相互作用)は、どれもフェルミ粒子(フェルミオン)間にボース粒子(ボソン)が交換されることで引き起こされる。Wボソンは弱い力(弱い相互作用)媒介するスピン1で ±1の電荷をもったボーズ粒子。正の電[…]

チェレンコフ光 Cherenkov light

屈折率nの媒質中での光速(位相速度)は $c/n$(cは真空中の光速度)になるため、高エネルギーの荷電粒子がこれより速く媒質中を進むと、荷電粒子周囲の電磁場が後に取り残され、波面が重なって衝撃波を生じる。この衝撃波がチェ[…]