高速フーリエ変換
よみ方
こうそくふーりえへんかん
英 語
fast Fourier transform
説 明
クーリー(J.W. Cooley)とチューキー(J.W. Tukey)によって1965年によって見いだされた、有限区間の離散フーリエ変換を計算機を用いて高速に行う算法のこと。有限区間に等間隔に個の点を考え、そこでの関数の値が
(
)で与えられているとき、離散フーリエ変換は
(
)
で与えられる(は虚数単位)。容易にわかるように、単純にこれを得るために必要な計算量は
に比例するが、高速フーリエ変換は、
が2のべき乗で表されるとき、
に比例する計算量で求めることができる算法である。
2018年04月23日更新
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