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オイラー

 

よみ方

おいらー

英 語

Euler, Leonhard

説 明

オイラー(Leonhard Euler;1707-1783)はスイスの数学者、物理学者、天文学者。人並み外れた記憶力と計算力を持っていた数学の巨人。バーゼルに生まれ、1720年バーゼル大学に入学、ベルヌーイ(Johann Bernoulli)に数学の才能を見出される。1727年にロシアに渡り、サンクトペテルブルク・アカデミーで職を得、1734年に結婚するが、1738年頃に右目の視力を失った。1741年にドイツのベルリンへ移り、1766年には再びロシアへ戻ったが、その直後に両目とも失明、しかし研究意欲は衰えることなく、人類史上最多の論文を書いたと数学者と言われている。76歳でサンクトペテルブルクで没した。

数学のあらゆる問題に関係し、それらを再構成した。解析学では、無限級数への展開、その和、収束などを研究した。三角法では三角関数を導入し、指数関数との関係(オイラーの公式)を見出した。また、ネイピア数(オイラー数とも言う)2.71828…を e という記号で表わし、円周率3.14159…を π としたのも彼であった。β関数やΓ関数もオイラーによって導入されている。また、幾何学への貢献も大きく、二次曲線と円錐曲線の関係や、三次元空間での二次曲線が作る曲面などの考察を行なった。力学や流体力学では、力を再定義し、解析的な形で運動方程式を与えた。剛体の運動に登場する「オイラーの運動方程式」や「オイラー角」、流体の運動方程式の定式化でも有名である。天文学では1744年に出版された 「Theoria Motuum Planetarum et Cometarum(惑星と彗星の運動論)」、1772年の「Theoria Motuum Lunae(月の運動論)」などがあり、三体問題の考察を行なった。

 

参考:https://mathshistory.st-andrews.ac.uk/Biographies/Euler/

2024年02月13日更新

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    オイラーの肖像画(Jakob Emanuel Handmann, 1756年)
    https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Leonhard_Euler_2.jpg