デリンジャー現象
よみ方
でりんじゃーげんしょう
英 語
Dellinger phenomenon
説 明
太陽フレアが発生し、それにより増大したX線や紫外線による大気の電離効果のために、地球の昼側にある電離層のD層の電子密度が増加し、長距離通信に使用される周波数3 MHzから30 MHzの短波帯に通信障害が発生すること。1930年にドイツのメーゲル(E.H. M”ogel)により発見された。1935年にアメリカのデリンジャー(J.H. Dellinger)により太陽活動との関係が見出されたためデリンジャー現象と呼ばれることが多い。
2018年03月26日更新
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