天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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HR図 Hertzsprung-Russell (HR) diagram

恒星のスペクトル型と光度(絶対等級)の分布図。縦軸を絶対等級(上が明るい)、横軸をスペクトル型(右が低温)にとる。この図を考案したヘルツシュプルング(E.Hertzsprung)とラッセル(H. N. Russell)の[…]

エンケの間隙 Encke gap

土星のリング(環)の主要リング(A, B, Cリング)のうち一番外側のAリング中にある、幅約325 kmの溝状の構造。溝中に軌道をもつ小衛星パンが、周囲のリング粒子を重力作用により跳ね飛ばすことによって、この構造を形成維[…]

カッシーニの間隙 Cassini division

土星の主要リングであるAリングとBリングの間にある領域。カッシーニの空隙ともいう。1675年にカッシーニ(G. Cassini)が地上からの観測により、リング中に暗い溝のように見える領域のあることを発見したため、この名が[…]

月食 lunar eclipse

太陽-地球-月がこの順番にほぼ一直線となり、地球の影に月が入って暗くなる現象。地球の半影に入る場合は月が暗くなったことはほとんどわからない。このため、一般的には単に月食というと、月が地球の本影に入る本影月食のことを指す。[…]

コンパクト銀河群 compact group of galaxies

通常の銀河群よりもはるかに狭い領域に銀河が密集している銀河群。銀河の数密度は銀河団の中心部に匹敵する。典型的なコンパクト銀河群は、大きさが数10 キロパーセク(数10 kpc=10万光年)程度、内部の銀河の運動の速度分散[…]

星図 star chart

天球上の恒星、銀河、星雲の位置や明るさを示した地図。歴史的には、1603年にバイエル(J. Bayer)が作成した『ウラノメトリア』、『天球図譜』(1729年)、ボーデによる『ウラノグラフィア』(1801年)、渋川春海の[…]

対物分光 objective spectroscopy

多天体を一度に分光する方法として、マルチスリット分光(スリット分光を参照)や光ファイバーで多くの天体の光を1列に並べ替えて分光するファイバー多天体分光などがある(多天体分光器を参照)。しかし、どちらも非常に複雑な装置とな[…]

チェレンコフ光 Cherenkov light

屈折率nの媒質中での光速(位相速度)は $c/n$(cは真空中の光速度)になるため、高エネルギーの荷電粒子がこれより速く媒質中を進むと、荷電粒子周囲の電磁場が後に取り残され、波面が重なって衝撃波を生じる。この衝撃波がチェ[…]

土星 Saturn

土星は巨大ガス惑星の一つである。軌道長半径は約9.6 au、質量は地球質量の約95倍、自転周期は約10時間半である。平均密度は 690 kg m-3であり、惑星の中で最小である(常温常圧の水よりも小さい)。 内部構造は[…]

分光視差 spectroscopic parallax

主系列星には真の明るさ(絶対等級)とスペクトル型(あるいは色指数)との間に密接な関係がある(HR図を参照)。この性質を利用し、スペクトル型あるいは色指数を観測することによって、星の真の明るさ(絶対等級 $M$)を推定し、[…]

ライナー銀河中心核 low-ionization nuclear emission line region(LINER)

銀河中心核をもつ銀河の一種で、クェーサーほど中心核光度が高くなく、電離度の低い輝線は通常の星生成銀河に比べ強いが、セイファート銀河に比べると弱い。輝線の幅は 100 km/s 以上ある。ヘックマン(T.M. Heckma[…]

流星 meteor

宇宙空間にある小さな固体の天体が地球の大気に飛び込んできて光を放つ現象。一般には「流れ星」として親しまれている。 国際天文学連合(IAU)の定義と解説に基づくと、流星とは、「宇宙から来る固体の天体がガス状の大気に高速で[…]

流星群 meteor shower

特定の日時に流星の数が増えるものを流星群と呼ぶ。流星群は、彗星や小惑星から放出された流星物質がほぼ同じ軌道上に広がっているところを地球が通過するときに発生する。以前は、彗星軌道上に流星物質が集中してダストトレイルを形成し[…]