天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"tg(seo999888)google黑帽,len"の検索結果(56件)

アエンデ隕石 Allende meteorite

1969年2月8日にメキシコ北部に落下した隕石で炭素質コンドライトに分類される。現地の村の名前をとってアエンデ(Allende)隕石と呼ばれる。数千個以上の破片となって落下したが回収された総重量は3000 kg近くにおよ[…]

アレン干渉計 Allen Telescope Array

アメリカのSETI協会とカリフォルニア大学バークレー校の電波天文学研究室が協力してカリフォルニア州北部のハットクリーク電波天文台に建設中の電波干渉計である。口径6.1mのアンテナを最終的には350台配置する予定で、ポール[…]

うるう秒 leap second

閏秒とも書く。日常生活で用いられている協定世界時(UTC)と世界の時刻基準として用いられている国際原子時(TAI)とのずれが0.9秒を越えないように、UTCに挿入あるいはUTCから削除される秒のこと。うるう秒を挿入(ある[…]

可視激変クェーサー OVV(optically violent variable)quasar

可視光でも劇的に明るさを変えるクェーサーをいう。ブレーザーと呼ばれる天体の一種で巨大質量ブラックホールから放出される相対論的ジェットを真正面から見ているため、見かけの強度が増幅され、変動時間が圧縮されると考えられている。

基線長 baseline length

基線を参照。

グレゴリオ暦 Gregorian calendar

1582年にローマ教皇グレゴリオ13世(Pope Gregory XIII)によって、従来のユリウス暦を廃して新たに制定された暦。1582年10月15日金曜日から適用されている。ユリウス暦同様に太陽暦であるが、季節とのず[…]

激緩和 violent relaxation

激しい緩和を参照。

暦(こよみ) ephemeris, almanac, calendar

暦(れき)を参照。

混合距離 mixing length

混合距離理論を参照。

混合距離理論 mixing length theory

乱流的対流についての古典的理論。恒星内部や恒星大気などでの対流を扱うのに用いられる。対流要素が生まれてから上昇し周りにエネルギーを与えて消えるまでに動く平均的な距離を混合距離というパラメータとし、これにより対流によって運[…]

雑音等価電力 noise equivalent power

検出器の感度を表す指標の1つ。等価雑音パワー、あるいは英語でのnoise equivalent powerを略したNEPと表記されることも多い。具体的には、帯域1Hzで信号対雑音比が1となる入射電力のことであり、よく使わ[…]

ジーンズ長 Jeans length

ジーンズ波長を参照。

ジーンズ波長 Jeans wavelength

ジーンズ不安定性を起こす摂動の最短波長。ジーンズ長ともいう。

磁気乱流 magnetic turbulence

磁場を持ったプラズマ中で生じる乱流。磁場とプラズマの流れが相互作用する結果、乱れた流れに加えて磁場も乱れている状態を考えることが一般的である。磁気レイノルズ数も参照。

重力マイクロレンズ gravitational micro-lensing

偏向角がわずかで画像としては変化が観測できないが増光によってその存在が観測可能な重力レンズのこと。例えば、太陽程度以下の比較的低質量の天体が起こす重力レンズの場合が該当する。光の進路は重力によって曲がるため、重力源の背後[…]

重力マイクロレンズ法 gravitational microlensing method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。単にマイクロレンズ法と言うことも多い。一般相対性理論では、天体の重力によりその周囲の時空が歪む。背景の天体からの光がその歪んだ時空を通過することにより、光の進む経路が変わる。これを観測者から[…]

重力レンズ gravitational lensing

遠くの天体から出た光が、途中にある銀河や銀河団などの重力場によって曲げられる現象。重力場が凸レンズのように働くことから名づけられた。一般相対性理論の帰結の一つであり、重力レンズ方程式で記述される。重力場となる天体をレンズ[…]

重力レンズ方程式 gravitational lens equation

重力レンズを受けている天体の像を、一般相対性理論に基づいて記述する方程式。レンズ天体の中心方向から測った像までの角度をθ、レンズがなかった場合に観測される光源までの角度をβ、レンズによって光が曲がる角度を $\alpha[…]

焦点距離 focal length

光学系の主点と焦点(focal point)の間の距離のこと。光軸に並行な入射光線が光学系によって焦点を結ぶとき、焦点に到達した光線を入射光側に延長し、それが入射光線と交わる点を通って光軸に垂直な面を主平面という。主平面[…]

スケール長 scale length

物理系の大きさを特徴付ける長さ。 空間的に分布する媒質の密度が中心からほぼ滑らかに減少する場合には、密度が中心の値の1/eになる長さを一般にスケール長と呼ぶ。渦巻銀河の銀河円盤の大きさを表す場合には、円盤の表面輝度分布[…]