天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アナログ-デジタル変換 analog-to-digital conversion

多くの巨視的物理量や観測量は、その値を連続的にとりうるアナログ量である。これらアナログ量の信号値を、一定のルールに基づき有限ビット長の数字列へと離散化して変換する操作のことを、アナログ-デジタル変換と呼ぶ。A/D変換とい[…]

天の川銀河 Milky Way Galaxy

太陽系が属している銀河のこと。銀河系とも言う。その一部が地球からは天の川として見えるので、この名がある。同じものを指す「天の川銀河」と「銀河系」という二つの用語の歴史については銀河系の項で解説している。 天の川銀河は渦[…]

αケンタウリ星系 Alpha Centauri system 

南天の星座、ケンタウルス座で最も明るいα星(αCen)は3個の星からなる三重連星であり、αケンタウリ星系と呼ばれる。太陽系に一番近い恒星系(距離4.3光年)でもある。αケンタウリA、Bと呼ばれる二つの星が、周期79.9年[…]

eROSITA望遠鏡 eROSITA telescope

ドイツのマックス・プランク地球外物理学研究所 (MPE) が開発したX線宇宙望遠鏡。2019年にロシアのバイコヌール基地から打ち上げられたロシアとドイツの共同ミッション「Spectrum-Roentgen-Gamma ([…]

ウィルソン山天文台 Mount Wilson Observatory

アメリカのカリフォルニア州のパサデナ郊外にある標高約1700 mのウィルソン山頂にある天文台。 ヘール(G.E. Hale)は1902年に、実業家アンドリュー・カーネギーが分野を問わず自然科学研究を支援するワシント[…]

SDSS Sloan Digital Sky Survey(SDSS)

スローンデジタルスカイサーベイを参照。

LCGT Large-scale Cryogenic Gravitational Wave Telescope (LCGT)

KAGRA大型低温重力波望遠鏡を参照。

大型低温重力波望遠鏡 LCGT(Large-scale Cryogenic Gravitational Wave Telescope)

KAGRA大型低温重力波望遠鏡を参照。

開口測光 aperture photometry

測定する天体の中心にその中心を置いた一定の半径の仮想円(開口(aperture))内の天体からの光を積分して、その天体の明るさを定量的に見積もる測光手法。恒星などの点光源の明るさを測定する場合、通常は星像直径の2.5倍か[…]

回転励起 rotational excitation

回転準位が励起されること。励起を参照。

KAGRA大型低温重力波望遠鏡 KAGRA Large-scale Cryogenic Gravitational Wave Telescope

岐阜県飛騨市にある神岡鉱山の中に建設された日本の大型低温重力波 望遠鏡。KAGRAの愛称(KAは神岡のKA, GRAはGravity やGravitational wave といった重力をイメージする言葉の頭の文字をとっ[…]

軌道角運動量 orbital angular momentum

主として原子物理で用いられる「電子の軌道角運動量」と主として天体力学で用いられる「天体の軌道角運動量」の2つがある。 1. 電子の軌道角運動量は、原子において電子が原子核の周りを回る軌道運動によって発生する角運動量[…]

軌道共鳴 orbital resonance

中心天体の周りを公転する二つの天体が互いに重力を及ぼし合う結果、両者の軌道が変化すること。軌道共鳴により軌道は安定化する場合もあるが不安定になる場合もある。 公転周期の時間スケールで影響する平均運動共鳴と、それよりも遥[…]

軌道傾斜角 (orbital)inclination

太陽の周りを回る惑星などの軌道は、近似的にはある一つの平面内にあると考えてよい。この平面をその惑星の軌道面と呼ぶが、基準となる面と軌道面とがなす角度 I のことを軌道傾斜角と呼ぶ。軌道要素も参照。

軌道不安定 orbital instability

もともと交差しない軌道上にあった複数の天体の軌道が乱されて、軌道が互いに交差するようになることを軌道不安定と呼ぶ。中心星の周りを公転する同程度の質量の天体(たとえば惑星)の数が2つの場合は、軌道間隔(軌道長半径の差)が、[…]

軌道要素 orbital element

惑星など太陽の周りを回る天体の軌道や運動を表現するときに便利な量が軌道要素である。惑星などの場合、その軌道は近似的に楕円軌道となるが、軌道要素としては楕円の形を表す軌道長半径 $a$と 離心率$e$、楕円の空間での向きを[…]

客星 guest star

中国や日本での古い記録上で、突発的に現れた天体の総称として用いられた言葉。「かくせい」と読むこともある。新星や超新星、彗星などが対応している。

逆励起 de-excitation

励起を参照。

キャノン Cannon, Annie Jump

キャノン(Annie Jump Cannon;1863-1941)は恒星のスペクトル分類を初めて系統的に行なったアメリカの女性天文学者。デラウエア州出身。1880年にウェレズリー大学に入学、物理学を学ぶ。1896年にハー[…]

共振型検出器 resonance-type(gravitational wave)detector

重力波検出器の一種。円柱型の弾性体を用い、重力波の通過によって励起される弾性体の共鳴振動を、ピエゾ素子を用いて電気信号として記録する。観測できる重力波の振動数は共鳴振動数付近に限られる。1969年ウェーバー(J. Web[…]