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「画像説明文」に含まれる"instagram粉丝最多(SMMFS.COM)克隆群组,ffr"の検索結果(11件)

エアリーパターン Airy pattern

円形開口による点像分布関数をエアリーパターンと呼び、その強度分布は、開口直径 $D$、波長 $\lambda$、角度 $\theta$ で定義される 変数 $x=\pi D\theta/\lambda$ に対して、第一[…]

回折 diffraction

波が障害物の背後に回りこむ現象を回折という。電磁波、音波、表面波や量子力学的波動などすべての波に見られる。回折効果は障害物の大きさと波長が同程度のときに著しく観察される。障害物の形状や配置により、回折された波が干渉して回[…]

回折環 diffraction ring

エアリーパターンを参照。

回折限界 diffraction limit

点光源からの光が真空中で無収差の光学系により、幾何光学的には焦点の一点に集中するときでも、光の波動の性質に伴い実際にはある大きさに拡がる。その大きさは光の波長を $\lambda$、望遠鏡の口径を $D$ とすると、 […]

回折格子 diffraction grating

光の回折と干渉の性質を利用した分光素子。平面基板上に溝を刻線した平面回折格子が多用されるが、ローランド凹球面に刻線した凹面回折格子もある。反射で使うものと透過で使うものにより、反射型と透過型がある。また、透過型の一種とし[…]

回折スパイク diffraction spike

反射望遠鏡で撮影された明るい星の像から放射状に伸びる複数の線条のこと。反射望遠鏡の副鏡(シュミット望遠鏡では写真乾板ホルダーあるいはカメラ)を支える筋交い(スパイダーと通称されることが多い)により、入射する平行光線が回折[…]

ディフラクション・スパイク diffraction spike

回折スパイクのこと。

バービッジ, ジェフリー Burbidge, Geoffrey Ronald

イギリス出身の天文学者(1925-2010)。宇宙における元素合成をまとめた理論をつくった。またビッグバン宇宙論ではない宇宙論を主張した。夫人は観測天文学者のマーガレット・バービッジ。ブリストル大学で歴史学と物理学を学び[…]

フラウンホーファー回折 Fraunhofer diffraction

平面波が遮光板に設けられた開口部を通過するときに、開口部から 十分に離れた位置で観測される回折現象。波長が λ 、スリットのサ イズが D のとき、距離が D2/λ より遠い場合に適用できる。フレネル回折の距離が無限遠の[…]

ブラッグ回折 Bragg diffraction

結晶のような周期的な構造を持つ物質に対して、ある波長λ の光が入射するとき、結晶面となす角度をθ として、ブラッグ(W.L. Bragg)の条件 nλ=2d sin θ(n は次数と呼ばれる正の整数、d は結晶の格子間隔[…]

フレネル回折 Fresnel diffraction

平面波が遮光板に設けられた開口部を通過するときに、開口部から 近い位置で観測される回折現象。開口部の各点からの(電磁)波の 干渉により計算される。開口の形状に、縁による回折の効果が加わ ったものと考えることができる。フラ[…]