天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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ウォルフ,マックス Wolf, Maximilian Franz Joseph Cornelius

マックス・ウォルフ(ヴォルフ)(Maximilian Franz Joseph Cornelius Wolf;1863-1932)はドイツの天文学者。1888年にハイデルベルグ大学で博士号を取り、1896年からハイデルベ[…]

宇宙の距離はしご cosmological distance ladder

伝統的な天体の距離測定法につけられた名称。天体までの距離に応じて異なる手法を次々につないで遠方の距離を測る様子が、あたかも「はしご」をつないで高いところまで届く様子に似ていることからつけられた呼び名(図1)。最終目標は宇[…]

遠日点 aphelion

太陽の周りを公転している惑星などの天体は、一般的に楕円形に近い軌道上を運動しているが、その軌道上で太陽から最も遠くなる点のこと。放物線や双曲線軌道の場合には、遠日点を定義することはできない。遠日点と太陽の距離を遠日点距離[…]

円偏光 circular polarization

光の偏光状態の一つで、光の進行に従い電場ベクトルが進行方向 に垂直な面内で回転する状態のこと。角運動量を持ち、光子スピンに対応する。 光源から光が進行する方向を見た場合に、電場ベクトルが右回転する場合を右円偏光、左回 転[…]

オリオン座 Orion (constelletion)

冬の代表的な星座の一つ。明るい1等星のベテルギウスは半規則型の脈動変光星で、2019年秋より暗くなりはじめ2020年2月10日頃に約1.6等となり、この100年間では最も暗い状態の一つとなった。このため、冬の大三角が容易[…]

カプタイン Kapteyn, Jacobus Cornelis

カプタイン(Jacobus Cornelius Kapteyn;1851- 1922)はオランダの天文学者。ユトレヒト郊外のバルネベルトで生まれ、ユトレヒト大学にて物理学で学位を取得した。その後、ライデン天文台に入所して[…]

基線 baseline

電波干渉計における基本要素は、2台の素子アンテナからなるアンテナ対である。これら2台のアンテナ位置を結んだ線のことを基線と呼ぶ。また、視野の基準点(位相中心)から基線を眺めたときに投影されて見えるものを、投影基線と呼ぶ。[…]

基線長 baseline length

基線を参照。

強ヘリウム星 helium(strong)star

化学特異星を参照。

局所的日震学 local helioseismology

日震学の一分野。日震学は太陽の固有振動数を精密測定し、これを基にした内部構造診断を行う手法を中心に発展した。これに対して局所的日震学では、たとえば波動場の自己相関関数(または異なる観測点における振動の相互相関関数)を使っ[…]

距離指標 distance indicator

銀河の距離の推定に使われる指標のこと。真の明るさや大きさがわかっている標準光源や銀河のさまざまな観測量間の相関関係などがある。宇宙の距離はしごを構成する手段である。精度は高いが近傍の銀河までしか適用できない1次距離指標と[…]

近日点 perihelion

太陽系内の天体が運動していくとき、その軌道上で最も太陽に近づく点のこと。軌道としては、一般に、楕円、放物線、双曲線が考えられるが、いずれの場合にも太陽に最も近づく点が存在するので近日点が定義できる。離心率が0、すなわち円[…]

近日点移動 perihelion shift

惑星軌道の近日点が時間とともに移動する現象。ニュートン力学においても他の惑星の重力の影響によって、ある惑星が楕円軌道を一周した後、近日点がもとの位置からずれる。たとえば水星の場合、近日点移動は一世紀につき約574秒角であ[…]

近日点引数 argument of perihelion

近日点の方向は近日点引数あるいは近日点黄経で表す。近日点引数は昇交点から天体の軌道に沿って測った近日点までの角度で、軌道面内での近日点の方向を示すものである。記号としてはギリシャ文字の $\omega$ を使うことが多い[…]

光度関数(銀河の) luminosity function(of galaxies)

どの明るさの銀河がどれだけの頻度で存在するかを表す関数。 光度 L から L+dL の範囲にある銀河の単位体積当たりの数密度 φ(L)dL で定義される。 光度には、(観測者が指定する)あるバンドにおける光度(正確には単[…]

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]

磁気ヘリシティ magnetic helicity

ある領域内で磁場BとそのベクトルポテンシャルA (B=∇×A)に対して、A・Bを積分したものをその領域の磁気ヘリシティといい、磁力線の絡まり具合を表す。太陽コロナにおいては、ある領域での磁気ヘリシティの増加がその領域の磁[…]

弱ヘリウム星 helium-weak star

化学特異星を参照。

ゼーリガー Seeliger, Hugo von

ゼーリガー(Hugo von Seeliger;1849–1924)は、ドイツの天文学者。ポーランド領シュレージエン地方の裕福な家庭に生まれた。ハイデルベルク大学で学び、ついでライプチヒ大学でカール・ブルーンスの下で18[…]

太陽系小天体 small solar system body

太陽を周回する天体のなかで、惑星と準惑星を除く天体の総称である。小惑星、彗星のほか、エッジワース-カイパーベルト天体など太陽系外縁天体(冥王星、エリスなどの準惑星を除く)も含まれる。また、惑星間ダストも広い意味では太陽系[…]