天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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ISO衛星 Infrared Space Observatory(ISO)

初めての天文台型赤外線衛星。波長2.5-240μm の近赤外線から遠赤外線波長で個別の天体の撮像観測と分光観測を行う。ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が中心となって開発し、1995年11月17日に高度1000-70500 k[…]

アイソフォト isophote

等輝度線を参照。

アイソプラナティック角 isoplanatic angle

等波面離角を参照。

アイリスフォトメータ iris diaphragm photometer

イラジエーションの効果で天体写真の星像の大きさが大きくなることを利用して写真乾板上の星像の大きさ(と濃度)を測定して星の等級を測定する装置。カメラの絞りのように円形開口の直径を連続的に変えられるアイリス絞りを使うのでこの[…]

アストログラフ(天体写真儀) astrograph

眼視ではなく専ら写真撮影を目的とする天体望遠鏡。天体の位置測定を主目的とするものは長焦点であるため視野はさほど広くない。サーベイ観測を目的とするものは、観測効率の観点から、できるだけ口径は大きく視野は広い方がよい。193[…]

SISモデル Singular Isothermal Sphere (SIS) model

特異等温球モデルを参照。

M87 (NGC4486) M87

おとめ座銀河団の中心部にある巨大楕円銀河。1781年に出版されたメシエカタログの87番目の天体なので M87と呼ばれる(NGCカタログの番号は4486)。電波源としては「おとめ座A」とも呼ばれ、歴史的には最も初期に可視光[…]

オーロラ aurora

磁場を持つ惑星の極域に見られる大気の発光現象。惑星磁気圏中のプラズマ粒子が、磁力線に沿って惑星に降下して大気粒子と衝突すると、大気粒子を励起し、励起状態から戻るときに発光する。降下粒子の種類及びエネルギーと大気粒子(原子[…]

おとめ座銀河団 Virgo cluster

おとめ座の方向に見える銀河団。太陽系からの距離は約18メガパーセク(18 Mpc=5900万光年)であるが、10-25メガパーセクの範囲にほぼ視線に沿って細長い領域に銀河が分布している。銀河団としては最も近いため、12等[…]

温度ゆらぎ temperature fluctuations

宇宙マイクロ波背景放射の放射温度はほとんど等方的(全天でほぼ同じ温度)であるが、場所(方向)ごとにわずかに高低があってゆらいでいる。これを温度ゆらぎという。放射温度の等方性は宇宙が大きなスケールで一様等方であることを示す[…]

木曽観測所 Kiso Observatory

正式名称は東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター木曽観測所。東京大学附属東京天文台の観測所として1974年に長野県木曽郡三岳村(現木曽町)に開設された観測所。世界第4位の口径を持つシュミット望遠鏡(日本光学[…]

銀河団 cluster of galaxies

明るい銀河を100個程度以上含む銀河の集団。銀河以上の階層構造のうち自己重力系としては最大の構造。ただし、小規模な銀河団と大規模な銀河群との間に明確な境界はない。天の川銀河(銀河系)から最も近い銀河団は、距離約18メガパ[…]

光学くさび optical wedge

ガラスなどの光を透過する薄板の表面に、一方の端からもう一方の端に向かって一定の割合で光の透過率が変わるような処理をした光学素子。これを写真乾板や写真フィルムの前に置いて一様な光で露光し現像すると、露光量の変化に伴って写真[…]

孤立銀河 isolated galaxy

単独で存在している銀河。明るい銀河に対して定義され、銀河からなる階層構造のうち最も小規模なものに位置づけられる。ただし、天の川銀河(銀河系)に大マゼラン雲や小マゼラン雲などが付随しているように、孤立銀河も矮小銀河を伴って[…]

ジオイド geoid

無数に存在する地球の重力ポテンシャルが等しい面のうち、平均海面に最も一致する面をジオイドという。等ポテンシャル面であるため、この面上で水の流れは生じず、この面は常に重力加速度の方向と直交する。1828年にガウス(C. F[…]

時間領域天文学 time domain astronomy

放射強度や形状などが変化する変動天体の研究を行う天文学の分野。一般には変化の時間スケールが「秒」から「年」程度までの短いものを対象とするが、より長い時間で変化する天体を含めることもある。よく知られている対象は新星、超新星[…]

シュミット望遠鏡 Schmidt telescope

球面鏡を主鏡とし、その曲率中心においた非球面の補正板によって広視野撮像を可能とした望遠鏡。シュミットカメラと呼ぶこともある。明るい口径比と数度角にわたる視野を持ち、主にサーベイ観測のために使用される。ドイツの光学技術者シ[…]

赤外線宇宙天文台 Infrared Space Observatory(ISO)

ISO衛星を参照。

測微濃度計 microdensitometer

天体写真乾板の微小領域の写真濃度を測定する装置。マイクロデンシトメータあるいはマイクロフォトメータとも呼ぶ。写真乾板に光を当て、透過してくる光の量を光電子増倍管などで測定することによって写真濃度を測る。光源に安定化光源を[…]

対物プリズム objective prism

望遠鏡の先端部あるいは観測装置の入射瞳に置く低分散プリズムのこと。視野内のすべての天体の光スペクトルを一度に撮影することができる。シュミット望遠鏡でよく用いられる。対物分光も参照。