天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アイーダ計画 AIDA collaboration

小惑星の軌道を変更する実験を行う計画。英語のAsteroid Impact and Deflection Assessment(小惑星への衝突による軌道変化の評価)の頭文字からAIDAの名前がついた。米国のダート探査機に[…]

ガイア衛星 Gaia satellite

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。[…]

乾板測定機 plate-measuring machine

天体写真測光において、写真から天文学に必要な定量的な情報を引き出すために使われたさまざまな測定機の総称。研究用の天体写真はガラスを用いた写真乾板で撮影されたのでこのように呼ばれる。 コンパレータ(comparator)[…]

巨大衝突 giant impact

ジャイアントインパクトを参照。

巨大衝突説 giant impact hypothesis

月の起源の最有力である説。ジャイアントインパクト説ともいう。地球集積の最終段階で、地球に火星サイズの天体が高速で衝突することにより、融けてはぎとられた物質が地球の周囲に高温の円盤を作る。その円盤から冷却した物質が、ロッシ[…]

コンパクト銀河群 compact group of galaxies

通常の銀河群よりもはるかに狭い領域に銀河が密集している銀河群。銀河の数密度は銀河団の中心部に匹敵する。典型的なコンパクト銀河群は、大きさが数10 キロパーセク(数10 kpc=10万光年)程度、内部の銀河の運動の速度分散[…]

コンパクト星 compact star

コンパクト天体を参照。

コンパクト楕円銀河 compact elliptical galaxy

形状や光度は矮小楕円銀河に似ているが、表面輝度が飛びぬけて明るい銀河。 楕円銀河は暗くなるとともに中心表面輝度は明るくなるが、矮小楕円銀河および矮小楕円体銀河は、暗くなるとともに中心表面輝度も暗くなる。コンパクト楕円銀[…]

コンパクト天体 compact object

白色矮星、中性子星とブラックホールの総称。コンパクト星、高密度星、あるいは高密度天体とも呼ぶ。通常、恒星の進化の最終段階で誕生する。通常の恒星に比べて質量あたりのサイズが小さいため強力な重力場を伴う。単体では半永久的に存[…]

コンパクト電離水素領域 compact H2 region

分子雲中に見られる非常に小さな電離水素領域のこと。中心には電離光子を強く放射する大質量星が存在しているが、分子雲コアの高い圧力のため、1パーセク(1 pc=3光年)より小さいサイズにとどまっていると考えられる。コンパクト[…]

ジオット彗星探査機 Giotto

1986年に回帰したハレー彗星に接近して観測するため、1985年7月2日にヨーロッパ宇宙機関(ESA)が打ち上げた探査機。1301年に出現したハレー彗星を描いたイタリアの画家ジオットにちなんで命名された。1986年3月1[…]

ジャイアントインパクト giant impact

巨大衝突ということも多い。 1.  惑星形成過程で起きる、他より格段に大きくなった微惑星(原始惑星)同士の衝突。 2. 月の起源の最有力である説で想定する地球と火星サイズの天体の高速衝突(巨大衝突説を参照)。[…]

衝突径数 impact parameter

標的に向けて粒子が1つ入射する場合、無限遠での入射速度ベクトルが示す直線から標的までの距離のこと。標的と粒子との間に力がまったく働かなければ、両者の最接近距離となる。慣例的に変数 $b$ で表す。標的と衝突粒子との間の相[…]

青色コンパクト矮小銀河 blue compact dwarf galaxy

矮小不規則銀河の一種。BCDと省略されることもある。大きさは数キロパーセク(数kpc=1万光年)程度と小さいが、矮小銀河としては例外的に表面輝度が高い。ガスを豊富に持ち、活発な星生成活動をしている。重元素量は通常の不規則[…]

ダート探査機  Dart spacecraft

探査機を小惑星に衝突させることで、小惑星の軌道がどのくらい変化するのかを調べるアメリカ航空宇宙局(NASA)のミッション。英語のDouble Asteroid Redirection Test(二重小惑星軌道変化試験)の[…]

超コンパクト矮小銀河 ultracompact dwarf galaxy

天の川銀河(銀河系)の最大の球状星団より大きいきわめて表面輝度の高い矮小銀河。典型的な大きさは、球状星団が2-3パーセク(約10光年)であるのに対し数10パーセク(約100光年)、また明るさは、球状星団が太陽の100万倍[…]

超新星残骸 supernova remnant

超新星爆発の後に残された星雲状の天体。英語名から作った略語のSNRと表記されることもある。爆発時に吹き飛ばされた恒星の外層は高速で膨張して、周囲の星間物質(星間ガス)との間に衝撃波を形成し、ガスが高温に加熱されて、数万年[…]

低表面輝度銀河 low-surface-brightness galaxy

表面輝度の低い銀河のこと。夜空(背景光)とのコントラストが低いため、観測で見落としやすく、光度関数を作成するときなどに注意が必要である。特に遠方宇宙では赤方偏移 z のマイナス4乗で表面輝度が減衰するため、観測が困難にな[…]

伴星 companion star

連星を参照。

ブリンクコンパレータ blink comparator

移動天体や変光天体を見つけるための測定装置。点滅比較計と呼ばれることもある。同じ天域を異なる時刻に(同じ望遠鏡で、できれば同じ露光時間で)撮った2枚の写真乾板を、光路を切り替えることにより同じ視野に交互に導く。移動天体は[…]