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青色はぐれ星 blue straggler

年齢の高い恒星の系に現れる異常に高温(青色)の恒星。球状星団や矮小銀河、天の川銀河(銀河系)のハローなど、一般に年齢の高い恒星からなる系では、太陽質量程度以上の星はすでに進化が進み、主系列を離れている。しかし、こういった[…]

ウィルソン山天文台 Mount Wilson Observatory

アメリカのカリフォルニア州のパサデナ郊外にある標高約1700 mのウィルソン山頂にある天文台。 ヘール(G.E. Hale)は1902年に、実業家アンドリュー・カーネギーが分野を問わず自然科学研究を支援するワシント[…]

AGB Asymptotic Giant Branch (AGB)

漸近巨星分枝を参照。

QCC Quenched Carbonaceous Composite (QCC)

急冷炭素質物質を参照。

急冷炭素質物質 quenched carbonaceous composite

プラズマを用いて実験室で生成された炭素質物質で、低温度天体の赤外線スペクトルの細かいバンド構造をよく再現することが知られている。メタンを原料とし、赤色巨星の表面温度である3000 K程度に加熱されてプラズマ状態になったガ[…]

巨星分枝 giant branch

赤色巨星分枝と漸近巨星分枝の総称。HR図を参照。

磁気ピンチ力 magnetic pinching force

プラズマ中にねじれた磁力線があるとき、ねじれた磁力線内にプラズマを閉じ込めておこう とするように働く力。磁力線方向に磁場が縮もうとする磁気張力に起因する。

時刻同期 time synchronization

ある時計の時刻を異なる時計の時刻に合わせることを時刻同期と呼ぶ。たとえば、長波標準電波(JJY)などの報時信号やネットワークによる時刻情報提供サービス(NTPサービス)、全地球測位システム(GPS)などから得られる正確な[…]

ジョドレルバンク天文台 Jodrell Bank Observatory

英国マンチェスター大学の付属天文台で、天文研究の拠点と複数の電波望遠鏡が設置されている。2019年にユネスコの世界遺産に認定された。マンチェスターの南方約20kmほどで、マンチェスターとロンドンを結ぶ幹線鉄道沿いにあるが[…]

シンクロトロン自己コンプトン synchrotron self-compton(SSC)

磁場中の電子は磁力線の回りを円運動(加速度運動)し電磁波を放射する。電子の速度が遅い場合をサイクロトロン放射、光速に近い相対論的な場合をシンクロトロン放射と呼ぶ。 低エネルギー光子の場合、光子は自由電子を振動させ、その[…]

シンクロトロン放射 synchrotron radiation

光速に近い速度の荷電粒子(主に電子)が磁力線の周りを円運動しながら進むときに放出される電磁波。シンクロトロン放射光は連続スペクトルを示し、指向性が強く、偏光度が高い。活動銀河核の中心にあるブラックホール周辺からのジェット[…]

水平分枝 horizontal branch

HR図に現れる恒星の系列の一つ。小質量星が中心部でのヘリウム燃焼段階(燃焼を参照)に達すると、赤色巨星よりも光度の低い恒星として安定的に輝く。この段階の光度はヘリウム燃焼の始まる中心核で決まるためほぼ一定となるが、温度は[…]

水平分枝星 horizontal branch star

水平分枝にある星。球状星団で顕著に見られる。金属量の高い星団では赤色巨星分枝近くに塊のように集まるので、クランプ星と呼ばれる。

スペースシャトル space shuttle

アメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した世界初の有人飛行ができる再使用型宇宙船。最大7人の乗員と貨物を搭載でき、人工衛星の運搬、無重力状態を利用した科学実験、国際宇宙ステーションの建設などに使われた。1981年の初飛行以[…]

赤色巨星分枝 red giant branch

HR図において、主系列を離れて進化した中小質量星(赤色巨星)が形成する系列。膨張によって外層の温度が下がり、ガスの不透明度が増すと対流が発生する。水素の殻燃焼で発生したエネルギーが効率よく表面から放射されるため、外層の膨[…]

漸近巨星分枝 asymptotic giant branch

中心部でのヘリウム燃焼を終え、中心核の周りでヘリウムや水素の殻燃焼を行う段階にある中小質量星がHR図上で形成する系列。質量が太陽の約8倍より小さい場合には、ヘリウム燃焼で生じた炭素と酸素からなる中心核で電子が縮退し、次の[…]

太陽定数 solar constant

大気圏外の地球軌道上で単位面積が受ける太陽放射エネルギーのことで約1365 W m-2。1970年代後半から、太陽総放射計を搭載した人工衛星により精密な測定が行われている。太陽からの総放射量は、黒点が太陽表面に現れると瞬[…]

太陽同期軌道 sun synchronous orbit

人工衛星の軌道の一つで、北極と南極の上空を通過する極軌道のうち軌道面と太陽方向の角度が一定に保たれる軌道。 このうち、軌道面が太陽方向と垂直な軌道は常に明け方か夕方を通過するために衛星にとって同じ温度条件が保たれるので[…]

TRACE衛星 Transition Region and Coronal Explorer

アメリカ航空宇宙局(NASA)が太陽遷移層とコロナの高解像度画像観測のために打ち上げた小型衛星である。この衛星は航空機上から切り離されたペガサスロケットで1998年4月2日に打ち上げられた。長期間の連続観測を可能とするた[…]

ハッブル宇宙望遠鏡 Hubble Space Telescope(HST)

アメリカ航空宇宙局(NASA)がヨーロッパ宇宙機関(ESA)との協力の下で開発し運用する口径2.4 mの宇宙望遠鏡。1990年4月24日にスペースシャトル「ディスカバリー」によって打ち上げられ、高度約600 kmを約10[…]