天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"飞机 引流👉【SMMFS.COM】加粉飞机会员帮开,muL"の検索結果(47件)

アイーダ計画 AIDA collaboration

小惑星の軌道を変更する実験を行う計画。英語のAsteroid Impact and Deflection Assessment(小惑星への衝突による軌道変化の評価)の頭文字からAIDAの名前がついた。米国のダート探査機に[…]

アンドロメダ銀河 Andromeda galaxy

矮小銀河を別にすれば、大小マゼラン雲に次いで天の川銀河(銀河系)に近い銀河。カタログ番号では、M 31(メシエカタログ)あるいはNGC 224(NGCカタログ)とも呼ばれる。アンドロメダ座にあり、距離は約770キロパーセ[…]

エウロパ Europa

木星のガリレオ衛星の一つ。表面は厚さ3 km以上の氷に覆われており、ひび割れが多数見える。木星との間の潮汐加熱により氷が溶けて、表面下には水が存在すると考えられている。

XMM-ニュートン衛星 X-ray Multi-Mirror Mission-Newton satellite

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が1999年12月に打ち上げたX線天文衛星で、ニュートン(I. Newton)の名を冠している。軌道傾斜角40度、遠地点高度99,000-114,000 km、近地点高度6,000-22,00[…]

ngVLA ngVLA (next generation Very Large Array)

合計263台のパラボラアンテナを北米全域に分散させて設置し、最大で約9000キロメートルの口径の電波望遠鏡とおなじ分解能を実現しようという次世代の大型電波干渉計計画。 観測周波数帯域は、1平方キロメートル電波干渉計(S[…]

N体シミュレーション N-body simulation

N個の粒子からなる重力多体系の運動方程式は $$ \frac{d^2{\boldsymbol{x}_i}}{dt^2} = \sum_{j=1,j\neq i}^N Gm_j \frac{\boldsymbol{x}[…]

エマルションチェンバー emulsion(cloud)chamber

原子核乾板やX線フィルムなどの感光材料を鉛板の間に挿入したもので、高エネルギー粒子の相互作用により発生する電磁シャワーの発達を測定し、エネルギーを決めるカロリメータと呼ばれる種類の粒子検出器の一種である。優れた位置分解能[…]

MMT Multi-Mirror Telescope(MMT)

マルチミラー望遠鏡を参照。

エンケの間隙 Encke gap

土星のリング(環)の主要リング(A, B, Cリング)のうち一番外側のAリング中にある、幅約325 kmの溝状の構造。溝中に軌道をもつ小衛星パンが、周囲のリング粒子を重力作用により跳ね飛ばすことによって、この構造を形成維[…]

ガイガー-ミュラー計数管 Geiger-Müller counter

中心にワイヤを挿入したガラス管にアルゴンなどの不活性ガスを封じ込めて、アルゴンなどの不活性ガスを中空の円筒型真空容器に封入し、容器の中心軸にワイヤを張る。ワイヤに正の高電圧を印加すると、荷電粒子が通過する際にガスを電離([…]

カイパー飛行機搭載天文台 Kuiper Airborne Observatory

地上からは困難な赤外線観測を行うための望遠鏡を搭載した飛行機天文台。軍用輸送機C-141Aの民間改良型をベースに防震装置に載せられた口径91.5 cmの望遠鏡を機体前部側面に搭載する。大気中の水蒸気による吸収のために近赤[…]

狭帯域測光 narrow-band photometry

中心波長の1/50-1/200程度の幅しかない非常に透過幅の狭い狭帯域フィルターを用いた測光観測のこと。これに対し中心波長の数分の1の波長幅を持つフィルターでの測光観測は広帯域測光と呼ばれる。狭帯域測光は主に水素や酸素な[…]

銀河中心核 galactic nucleus

銀河の中心にある極めて高密度な質量源。 天の川銀河(銀河系)を含むいくつかの近傍銀河については、中心核のごく近くにある星やガスの運動が高角分解能で観測されており、高密度な質量源の正体は超大質量ブラックホールであると推定さ[…]

ケプラー衛星 Kepler satellite

太陽系外惑星探査を目的として、アメリカ航空宇宙局(NASA)により2009年3月6日に打ち上げられた衛星。特にハビタブルゾーンにある地球型惑星を発見し、地球型惑星の存在頻度、なかでも生命の存在する可能性のある惑星の頻度を[…]

原子核乾板 nuclear emulsion plate

アクリル板に写真乳剤(臭化銀など)を両面に塗布したもので、荷電粒子が入射すると乳剤中の物質を電離して電子を作り、その電子が銀イオンを引き付けるため、現像すると荷電粒子が通過した飛跡を銀粒子の集まりとして見ることができる。[…]

原始惑星状星雲 protoplanetary nebula

原始惑星状星雲は、太陽質量の1-8倍程度の星が漸近巨星分枝(AGB)段階 から惑星状星雲へ進化する途中の天体である。前惑星状星雲ということもある。中心の星は厚いダストやガスで覆われているので、可視光では見えなくなっている[…]

光電子増倍管 photomultiplier

電子増倍機能によって高い感度を達成した光検出器。真空ガラス管内部に光電面と各種電極を納めた構造をしている。光電面の光電効果により入射した光子当たり1つ(実際は量子効率が掛かるので、平均的には1つ以下)の光電子が発生する。[…]

シミュレーション simulation

コンピュータによる実験のこと。数値シミュレーションともいう。自然現象を記述する方程式系は多くの場合、常微分方程式や偏微分方程式であるが、しばしば多数の変数を含んでいたり、強い非線形性を持っていたり、複雑な境界条件の下にあ[…]

シミュレーション天文学 simulation astronomy

コンピュータによる数値シミュレーションによって天文学のさまざまな問題を扱う分野。宇宙で起きる天体現象のほとんどは実験によって直接実験室で確かめることができない。そこで、コンピュータの中に天体や宇宙を記述するモデルを作り、[…]

写真乳剤 photographic emulsion

感光材料であるハロゲン化銀(臭化銀AgBrやヨウ化銀AgIなど)の微小な結晶粒子をゼラチンの中に分散混入させたもの。感度を高める増感処理をした写真乳剤を支持体の表面に薄く塗ったものが写真材料となる。支持体がガラスのものを[…]