天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"电报机器人bot粉丝➡️【SMMFS.COM】飞机粉丝频道上粉tg频道,834"の検索結果(47件)

青色はぐれ星 blue straggler

年齢の高い恒星の系に現れる異常に高温(青色)の恒星。球状星団や矮小銀河、天の川銀河(銀河系)のハローなど、一般に年齢の高い恒星からなる系では、太陽質量程度以上の星はすでに進化が進み、主系列を離れている。しかし、こういった[…]

アルファ磁気分光器 Alpha magnetic spectrometer

磁場を利用して高エネルギー宇宙線や未知の粒子の電荷と運動量を測定する装置。Alpha Magnetic Spectrometer の頭文字をとって AMSと略称される。米国エネルギー省が主スポンサーで、代表研究者サミュエ[…]

いて座A* Sagittarius A star (Sgr A*)

天の川銀河(銀河系)の中心に位置するブラックホールに対応する天体。いて座Aと呼ばれる電波源の中にあり、電波、近赤外線、X線で観測され、点状で強度変動を示す。いて座A*周囲の恒星の運動を10年程度継続的に観測した結果、多く[…]

S0(エスゼロ)銀河 S0 galaxy

ハッブル分類で楕円銀河と渦巻銀河の中間的構造をもつ銀河。レンズ状銀河を参照。

FCRAO FCRAO

Five College Radio Astronomy Observatoryの略。五大学電波天文台のこと。

化学特異星 chemically peculiar star

吸収線スペクトルが大きな異常を示し、星の大気の組成が太陽系組成と大きく異なると見られる星。さまざまな種類が存在するが、主なものには以下の型がある。1974年にプレストン(G.W. Preston)によって示された4つの分[…]

軌道長半径 semi-major axis

惑星の軌道は近似的には楕円形をしているが、その楕円の長軸の半分の長さのことを軌道長半径 $a$、短軸の半分の長さのことを軌道短半径 $b$ と呼ぶ。軌道要素も参照。

吸収線 absorption line

スペクトル中で、特定の波長で強度が弱い部分。暗線ともいう。観測者から見て、高温の連続光源の手前に低温度のガスがある場合に観測される。太陽スペクトル中のフラウンホーファー線は代表的な吸収線である。吸収線スペクトル、スペクト[…]

巨大衝突 giant impact

ジャイアントインパクトを参照。

経緯台 alt-azimuth mounting

望遠鏡の架台の形式の一種。鉛直方向の回転軸(方位軸という)と水平方向の回転軸(高度軸という)の周りに望遠鏡を回転させて、天体指向および追尾を行う。方位軸は重力方向に設置されているため、回転しても重力の影響は変わらない。ま[…]

コリオリ力 Coriolis force

回転する座標系で運動する物体が、進行方向に垂直な方向に受ける見かけの力(慣性力)。19世紀のフランスの科学者コリオリ(G.-G. Coriolis)が導いたのでこの名がある。転向力ともいう。絶対系(慣性系)から見て物体が[…]

コルモゴロフ則 Kolmogorov law

コルモゴロフ(A. Kolmogorov)がエネルギー散逸の考察により導いた乱流のエネルギースペクトル。3次元の一様で等方的な乱流の場合、波数 k~k+dk の範囲に含まれるエネルギー E(k)dk はk-5/3 に比例[…]

cD銀河 cD galaxy

多くの銀河団の中心に存在する巨大な楕円銀河のことで、明るさはLB~1011 L$_{\odot}$程度以上と、われわれの天の川銀河(銀河系)の10倍以上になる。ヤーキス分類の一つのタイプである(ヤーキス分類の中でこのタイ[…]

事象の地平線 event horizon

時間方向に無限の未来まで行っても見えない時空の閉じた領域がある場合、その境界面を事象の地平線または事象の地平面という。イベントホライズンという英語名がそのまま用いられることも多い。 事象の地平線は未来方向に終点をもたな[…]

ジャイアントインパクト giant impact

巨大衝突ということも多い。 1.  惑星形成過程で起きる、他より格段に大きくなった微惑星(原始惑星)同士の衝突。 2. 月の起源の最有力である説で想定する地球と火星サイズの天体の高速衝突(巨大衝突説を参照)。[…]

スペクトル線 spectral line

スペクトル中の輝線と吸収線を合わせた呼び名。原子中の電子が2つのエネルギー準位の間を遷移するときに生じる。光子からエネルギーを吸収すると低い準位にあった電子が高い準位に遷移する。逆に、電子が高い準位から低い準位に遷移する[…]

スライファー Slipher, Vesto Melvin

スライファー(Vesto Melvin Slipher;1875-1969)はアメリカの天文学者。インディアナ大学で1909年に博士号を取得、ローウェル天文台に入り1926-52年まで台長を務めた。米国における天体分光観[…]

成長曲線 curve of growth

スペクトル中の吸収線の強度が、その線を形成する元素の存在量の増大にともなって増加する様子を示す曲線。通常は元素の存在量の対数を横軸に、スペクトル線の強度(等価幅)の対数を縦軸にとって表す。恒星大気においては、弱い吸収線は[…]

ダーティーマップ dirty map

開口合成型電波干渉計で得られる画像の1つで、最終的な画像とする前に得られる。天体画像の空間周波数成分に当たるビジビリティのうち、実際に測定した空間周波数成分のみを用い、他を0として、それをフーリエ変換することで得られた画[…]

大気吸収 atmospheric absorption

地球大気中の分子による光の吸収。可視光では大気吸収はほとんどないが、紫外線は窒素分子や酸素分子により大部分が吸収され、赤外線は水蒸気や二酸化炭素、メタン、オゾンなどにより特定の波長で吸収される。大気吸収の小さい波長帯は大[…]