天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アンドロメダ銀河 Andromeda galaxy

矮小銀河を別にすれば、大小マゼラン雲に次いで天の川銀河(銀河系)に近い銀河。カタログ番号では、M 31(メシエカタログ)あるいはNGC 224(NGCカタログ)とも呼ばれる。アンドロメダ座にあり、距離は約770キロパーセ[…]

1次宇宙線 primary cosmic ray

宇宙線を参照。

1次距離指標 primary distance indicator

距離指標を参照。

1次周波数標準器 primary frequency standard

現在、1秒の定義は1原子秒とされているが、原子の共鳴周波数は温度や電磁場、運動状態などによってわずかに変化をするものである。したがって、定義どおり厳密に1秒を取り出すことは極めて難しく、通常の原子時計ではそのような条件の[…]

ウォラストンプリズム Wollaston prism

入射した電磁波(光)をお互いに直交した2つの直線偏光状態に分離する偏光プリズムの1つ。三角柱の形状(プリズム型)をした複屈折性を持つ光学材料を2つ貼り合わせて作製する(図参照)。第一の材料と第二の材料の境界での光の屈折角[…]

宇宙原理 cosmological principle

宇宙論において、「宇宙には中心も端もなく、宇宙空間の各点は本質的に同等である」という原理で、宇宙が大域的に一様かつ等方であることを意味するものである。細かなスケールで見ればこれが正しくないことは明白であるが、数10メガパ[…]

オルソ水素 ortho-hydrogen

水素分子には、2つの原子核(陽子)の核スピンの向きが揃っている場合と反平行の場合の2種類の状態が存在する。 揃っているものをオルソ水素(オルト水素ということもある)、反平行の場合をパラ水素と呼ぶ。 2つの状態間の変換は核[…]

カッシーニ探査機 Cassini

アメリカ航空宇宙局(NASA)とヨーロッパ宇宙機関(ESA)が共同で開発して、1997年に打ち上げた土星探査機。当初は、小惑星彗星探査機(Comet Rendezvous Asteroid Flyby(CRAF))と同じ[…]

慣性主軸 principal axis of inertia

一般に、剛体の角運動量ベクトル $\boldsymbol{L}$ と角速度ベクトル $\boldsymbol{\omega}$ には という関係が成立する。一般に $I$ は行列量(慣性モーメントテンソル)になるが[…]

原始太陽 primordial sun

約46億年前、まだ原始星段階にあった太陽のこと。中心部の温度は水素の核融合反応を起こすには足りず、収縮によって重力エネルギーを解放することで輝いていた。

原始地球大気 primordial terrestrial atmosphere

成長する原始地球で原始大気ができる過程は2つのものが考えられる。1つは、原始惑星系円盤のガス中で地球が成長する場合で、火星サイズを越えると重力で引きつけたガスによる水素を主成分とした大気(一次大気)ができる。もう1つは、[…]

ゴースト ghost

光学系を構成する光学素子は完全ではないために、明るい光源(天体)からの光の意図しない反射などにより生じる偽物の像。透過素子であるレンズは、わずかであってもレンズ表面での反射が避けられない。反射した光は別のレンズや鏡などを[…]

光速度不変の原理 principle of invariant light speed

真空中での光の伝播速度は一定の値(真空の光速度)で、光を放出した物体や観測者の速度に依存しないという原理。歴史的にはマイケルソン-モーリーの実験により確立された。アインシュタイン(A. Einstein)はこの原理に基づ[…]

サイディングスプリング天文台 Siding Spring Observatory

オーストラリアのニューサウスウェールズ州サイディングスプリングにあるオーストラリア国立大学(ANU)が運用する天文台。口径3.9 mのアングロオーストラリア望遠鏡(AAT)、UKシュミット望遠鏡(UKST)、口径2.3 […]

サブビームプリズム sub-beam prism

光学くさびを参照。

始原ガス primordial gas

宇宙の初期に存在していたガスで、水素とヘリウムのみで構成され重元素を含まないものを指す。始原ガスから宇宙の第一世代の星(初代星)が形成され、宇宙の再電離が起こったと考えられている。

始原星 primordial star

宇宙が生まれたときと同様の始原的な物質で形成された星という意味であり、主に水素とヘリウムのみからなり、重元素をまったく含まない物質から形成されたと考えられる天体である。第一世代の星を指す初代星と同じ意味で使われることが多[…]

ジャッコーニ Giacconi, Riccardo

リカルド・ジャッコーニ(Riccardo Giacconi; 1931-2018)は、イタリアに生まれ後にアメリカに国籍を移した天体物理学者。 小角反射を利用したX線望遠鏡を開発し、1950年代からロケットに搭載したX[…]

重力マイクロレンズ法 gravitational microlensing method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。単にマイクロレンズ法と言うことも多い。一般相対性理論では、天体の重力によりその周囲の時空が歪む。背景の天体からの光がその歪んだ時空を通過することにより、光の進む経路が変わる。これを観測者から[…]

主焦点 prime focus

反射望遠鏡の主鏡の第一焦点。直焦点ともいう。広い意味では焦点直前に光路折り曲げ鏡を置いて鏡筒外に焦点を引き出すニュートン焦点も含む。放物面主鏡や双曲面主鏡1枚だけでは、収差を除去しきれないので、主焦点補正光学系を焦点前に[…]