天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"东角OTC网:(www.hkotc.cc),Rac"の検索結果(52件)

アルファ磁気分光器 Alpha magnetic spectrometer

磁場を利用して高エネルギー宇宙線や未知の粒子の電荷と運動量を測定する装置。Alpha Magnetic Spectrometer の頭文字をとって AMSと略称される。米国エネルギー省が主スポンサーで、代表研究者サミュエ[…]

WIMP Weakly Interacting Massive Particles (WIMP)

(Weakly Interacting Massive Particle) 冷たいダークマターの候補とされる仮説上の粒子。電磁相互作用と強い相互作用は働かず、重力相互作用と弱い相互作用のみ働くものと考えられている。 安[…]

エアリーパターン Airy pattern

円形開口による点像分布関数をエアリーパターンと呼び、その強度分布は、開口直径 $D$、波長 $\lambda$、角度 $\theta$ で定義される 変数 $x=\pi D\theta/\lambda$ に対して、第一[…]

HR図 Hertzsprung-Russell (HR) diagram

恒星のスペクトル型と光度(絶対等級)の分布図。縦軸を絶対等級(上が明るい)、横軸をスペクトル型(右が低温)にとる。この図を考案したヘルツシュプルング(E.Hertzsprung)とラッセル(H. N. Russell)の[…]

おとめ座銀河団への落ち込み運動 Virgo infall motion

局所超銀河団の銀河がおとめ座銀河団の重力に引かれて落ち込んでいる運動のこと。多数の銀河の距離と視線速度(後退速度)を測定し、視線速度がハッブル流からどれくらいずれているかを調べる過程で1980年頃に発見された。天の川銀河[…]

回折 diffraction

波が障害物の背後に回りこむ現象を回折という。電磁波、音波、表面波や量子力学的波動などすべての波に見られる。回折効果は障害物の大きさと波長が同程度のときに著しく観察される。障害物の形状や配置により、回折された波が干渉して回[…]

回折環 diffraction ring

エアリーパターンを参照。

回折限界 diffraction limit

点光源からの光が真空中で無収差の光学系により、幾何光学的には焦点の一点に集中するときでも、光の波動の性質に伴い実際にはある大きさに拡がる。その大きさは光の波長を $\lambda$、望遠鏡の口径を $D$ とすると、 […]

回折格子 diffraction grating

光の回折と干渉の性質を利用した分光素子。平面基板上に溝を刻線した平面回折格子が多用されるが、ローランド凹球面に刻線した凹面回折格子もある。反射で使うものと透過で使うものにより、反射型と透過型がある。また、透過型の一種とし[…]

回折スパイク diffraction spike

反射望遠鏡で撮影された明るい星の像から放射状に伸びる複数の線条のこと。反射望遠鏡の副鏡(シュミット望遠鏡では写真乾板ホルダーあるいはカメラ)を支える筋交い(スパイダーと通称されることが多い)により、入射する平行光線が回折[…]

カナリー大型望遠鏡 Gran Telescopio Canarias

スペイン領カナリア諸島のラパルマ島山頂地域(2267 m)に建設された有効口径10.4 mの望遠鏡。スペイン語の名称(Gran Telescopio Canarias)からGTCあるいはGranTeCanと呼ばれることも[…]

巨大引力源 Great Attractor

グレートアトラクターを参照。

銀河団ガス intracluster gas

銀河団の内部に充満している数千万度から1億度の高温ガス。ガスは電離状態にあり、X線を放射している。銀河団ガスは銀河団の全バリオンの約8割(質量比)を担っており、星は残り2割に過ぎない。銀河団ガスは、主にダークマターで決ま[…]

屈折の法則 law of refraction

スネルの法則を参照。

屈折望遠鏡 refractive telescope

集光素子としてレンズなどの透過型光学素子を使用して作られた望遠鏡のこと。眼視望遠鏡としては、接眼レンズとして凹レンズを用いるガリレオ式望遠鏡と、凸レンズを用いるケプラー式望遠鏡に大別されるが、ガリレオ式望遠鏡はオペラグラ[…]

屈折率 refractive index

真空中の光速度を物質中の光速度で割った値がその物質の屈折率である。 図1左は真空中から物質(光が伝わる物質という観点で媒質と呼ばれることが多い)に光が入射する経路を示している。光速度が真空中(c)と媒質中(v)では異な[…]

グレートアトラクター Great Attractor

天の川銀河(銀河系)の中心に近い方向(銀経307度、銀緯+9度)で後退速度4350±50 kms-1(ハッブル定数を75 kms-1Mpc-1とすると距離約60 Mpc=2億光年)の位置にあり、局所超銀河団の銀河を引き寄[…]

高光度青色変光星 luminous blue variable

光度が非常に高く、表面温度の高い変光星。英語名からLBVと略称されることもある。HR図上で左上方に位置し、大質量星のなかでも特に質量の大きな星が主系列段階を終えた後の進化段階に対応していると考えられている。光度は太陽の3[…]

指向精度 pointing accuracy

望遠鏡やアンテナを目的とする方向にどれだけ正確に向けることができるかを示す指標であり、角度で表される。指向精度が悪いと天体の位置の測定精度が悪くなったり、受信される電波強度が減少したりする。 電波観測の場合、アンテナの[…]

重力収縮 gravitational contraction

自己重力(自分自身の重力)のために天体が収縮すること。 緩やかに収縮が進行する場合は重力収縮、激しく収縮する場合は重力崩壊(gravitational collapse)という語が使われる傾向があるが、抗する力が内部に[…]