天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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遅延(干渉計の) delay (interferometer)

天文観測で用いる干渉計で干渉させる2つの光路長に対応する時間のこと。時間は遡ることができないので信号を記録しない限り、遅延による表現の方が本質的といえる。干渉強度は光路差で変化するので、遅延量の絶対値よりも、遅延の違いや[…]

地殻 crust

地球型惑星の表面を覆う厚さ10-数10kmの岩石の層。その内側のマントルよりも密度の低い岩石で構成されている。一般には、カンラン石を主成分とするマントル物質が上昇して天体表面付近で融けたマグマが上昇して噴出してできる玄武[…]

力の統一理論 unified theory of the forces

自然界に働く四つの力を統一的に説明する理論。理論物理学の夢であるが、2017年時点では未完成である。現在の宇宙では、あらゆる物質は基本的な四つの力、すなわち、重力、電磁気力、弱い力、強い力により運動していると考えられてい[…]

地球 Earth

太陽系の惑星のなかでは唯一、液体の水が表面で安定に存在できる、ハビタブルゾーン(生存可能圏)にある天体である。太陽系第3惑星である地球は今のところ生命活動が確認されている唯一の天体である。質量5.97×1024 kg、赤[…]

地球温暖化 global warming

地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期[…]

地球型惑星 terrestrial planet

ケイ酸塩鉱物が主体の岩石と鉄を主成分とする金属から構成される惑星を指す。固体惑星、岩石惑星ということもある。太陽系では、地球型惑星には、水星、金星、地球、火星が含まれる。地球型惑星の内部構造は、中心に金属からなる中心核、[…]

地球時 terrestrial time(TT)

地上観測のための時刻系。地球時の歩度(進み具合)は地心座標時(TCG)の定数倍で、単位は国際単位系の1秒に等しい。すなわち、d(TT)/d(TCG)=1-LGである。ここでLG= 6.969290134×10-10は地球[…]

地球磁気圏 magnetosphere

地球の持つ磁場が支配的な領域のこと。地球の双極子磁場は地球表面の赤道で北向きに約0.3ガウスの強さをもつ。この双極子磁場に太陽風が吹きつけ、そこで起こる相互作用がオーロラなどのさまざまな現象を引き起こすだけでなく、地球磁[…]

地球シミュレータ Earth Simulator

1998年に当時の科学技術庁が開発を計画し、NEC社が2002年に完成した日本のスーパーコンピュータ。横浜市の海洋研究開発機構(JAMSTEC)横浜研究所に設置されている。理論ピーク性能40 Tflops(テラフロップス[…]

地球照 earthshine

月の欠けている暗い部分がうっすらと見える現象のこと。これは地球(の昼側)で反射した太陽光が月に届き、月(の夜側)で再び反射した光を、地球の夜側で観測しているものである。地球照を肉眼で最も観測しやすいのは、新月前後の月の輪[…]

地球接近小惑星 near-Earth asteroids

小惑星のうち、近日点距離が小さく1.3 au(au は天文単位)以内に入るもの(地球軌道に近づく軌道をもつもの)を地球接近小惑星(地球近傍小惑星、近地球小惑星とも呼ばれる)と呼ぶ。英語の頭文字を取ってNEAと省略されるこ[…]

地球接近天体 near-Earth object

小惑星、彗星、流星体(流星を参照)など太陽系小天体のなかで、近日点距離が1.3au (au は天文単位)以下で地球軌道に接近する軌道を持つ天体の総称。地球近傍天体、近地球天体などと呼ばれることもある。また、英語の頭文字を[…]

地球大気 terrestrial atmosphere

現在の地球大気は、総質量5.2×1018 kg(地球質量の100万分の1)で、窒素78%、酸素21%、アルゴン1%からなる。また大気全体で1.3×1016 kg(0.25%)ほどの水蒸気量がある。地球表層の水の大部分は海[…]

地球潮汐 earth tide

主に月と太陽による潮汐力によって固体地球に起きる潮汐のこと。広く知られている海水の潮汐は海洋潮汐という。

地球力学時 terrestrial dynamical time (TDT)

力学時、地球時を参照。

地磁気嵐 geomagnetic storm

磁気嵐を参照。

置閏法 formula for leap years and/or leap months

暦(カレンダー)と季節がずれないように、うるう(閏)と呼ばれる余分な日や月を挿入するための規則。太陰太陽暦では、13か月からなるうるう年を19年に7回置く章法が有名である。現在最も広く用いられているのは、グレゴリオ暦で採[…]

地心座標時 geocentric coordinate time(TCG)

座標時を参照。

地心視差 geocentric parallax

ある天体について、地球の中心から見た方向と地上の観測地から見た方向の差。天体暦などに掲載されている天体の位置は、一般的には地球中心から見た方向であるので、観測者から見た方向と微妙に異なることがある。したがって、観測を行う[…]

チチウス-ボーデの法則 Titius-Bode's law

太陽系惑星の軌道長半径の規則性に関する法則。1766年にドイツの天文学者チチウス(J.D. Titius)が発表したがあまり日の目を見ず、1772年にボーデ(J.E. Bode)が自著で紹介して有名になったため、ボーデの[…]