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トランジット系外惑星探査衛星 Transiting Exoplanet Survey Satellite

TESS衛星を参照。

トランジット法 transit method

太陽系外惑星検出方法の一つ。惑星の軌道面が観測者の視線方向とほぼ平行な場合、つまりその系をほぼ真横から見ているとき、惑星は公転のたびに中心星の前面を通過する(トランジット)。このとき惑星は恒星面の一部を隠すため、恒星の明[…]

ナル干渉計 nulling interferometer

太陽系外惑星の直接撮像など、明るい天体のすぐ近くの暗い天体を検出するために、明るい天体の光だけを干渉によって打ち消し合って光強度をゼロにする(実際には大幅に弱める)装置。ヌル干渉計と表記されることもある。 2つの独立の望[…]

2次元アレイ型検出器 two dimensional array detector

繰り返し使用できる電磁波検出装置を2次元的に多数並べることで、一度に画像を撮影できるようにした観測装置。望遠鏡の焦点面や分光器のスペクトル撮影装置として用いる。これに対して、一度に1ヶ所の強度しか測定できない検出器を単一[…]

二重ブラックホール連星 double black hole binary

ブラックホールとブラックホールの連星系。連星ブラックホールとも呼ばれる。 2015年にLIGO(Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory)で検出された重力波[…]

2体問題 two-body problem

二体問題を参照。

日周運動 diurnal motion

地球が1日に1回、西から東に自転していることによって、天球が天の北極と南極を結ぶ軸を中心に、東から西に、ほぼ1日に1回転するように見える現象。日周運動の見え方は、地球上の緯度によって変わる。北半球の中緯度(北緯約35度)[…]

日食 solar eclipse

太陽-月-地球がこの順にほぼ一直線に並び、月が太陽の前を横切るときに太陽を隠す(月の影が地表に落ちる)現象。太陽は月より約400倍大きいが、平均距離も約400倍遠いので、地球から見ると両者はほぼ同じ大きさに見える。特定の[…]

ヌル干渉計 nulling interferometer

ナル干渉計を参照。

Virgo干渉計 Virgo Interferometer

2007年から観測を開始したイタリアとフランスを中心にした全世界的重力波検出プロジェクト。イタリア・ピサのカシーナに設置されている、直交する基線長3 kmの巨大なレーザー干渉計を用いた重力波検出器である。反射鏡によって実[…]

バイアスパラメータ bias parameter

宇宙空間における銀河の空間分布と、大部分の質量を担うダークマターの空間分布は同一ではない。しかし、銀河の空間分布は直接観測できるため、銀河分布を用いてダークマター分布を推定することが考えられる。銀河分布の空間的ゆらぎとダ[…]

ハクラ Huchra, John Peter

ジョン・ハクラ(John Huchra; 1948-2010)はアメリカの天文学者。アメリカのニュージャージー州のジャージー市で、列車車掌の父と主婦である母の元に生まれた。1970年にマサチューセッツ工科大学で物理学を学[…]

BATSE検出器 Burst And Transient Source Experiment (BATSE) detector

コンプトンガンマ線衛星に搭載されたガンマ線バースト検出器。8台のNaI(Tl)シンチレーション検出器によりほぼ全天をカバーする視野を持ち、20-600 keVのエネルギー領域で2704個のガンマ線バーストを検出した。そし[…]

ハッブル宇宙望遠鏡 Hubble Space Telescope(HST)

アメリカ航空宇宙局(NASA)がヨーロッパ宇宙機関(ESA)との協力の下で開発し運用する口径2.4 mの宇宙望遠鏡。1990年4月24日にスペースシャトル「ディスカバリー」によって打ち上げられ、高度約600 kmを約10[…]

ハッブルパラメータ Hubble parameter

宇宙の膨張率を表すパラメータで一般に $H(t)$ で表される。宇宙のスケール因子 $a(t)$ を用いて で定義される。ここで$\dot{a}(t)$ は $a(t)$ の時間微分 ${\rm d}a(t)/dt[…]

ハッブル分類 Hubble classification

銀河を見かけの形によって分類する形態分類の一つ。 ハッブル(E. Hubble)が基本概念を1926年の論文に発表し、1936年の著書(The Realm of the Nebulae)で、それを可視化する有名な音叉図と[…]

はやぶさ2探査機 Hayabusa2 Spacecraft

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のはやぶさ探査機の後継機。直径約900 mの小惑星であるリュウグウ(Ryugu)の詳細な観測とサンプルリターンを目的とした。リュウグウは、はやぶさ探査機がサンプルを持ち帰ったイトカワと同じ[…]

反響マッピング reverberation mapping

銀河中心部の広輝線領域の形状等を推定する方法の一つ。活動銀河核の中心核からくる可視連続光の時間変動と、広輝線領域からくる輝線の時間変動との間の時間的なずれを測定して、中心核からの連続光によって電離されて輝く広輝線領域の大[…]

PdBI Plateau de Bure Interferometer(PdBI)

北天拡張ミリ波干渉計の旧略称。

光干渉計 optical interferometer

離れた複数の望遠鏡からの光を干渉させて得られる干渉縞から、天体の光強度分布を再生あるいは推定する装置のこと。単一の望遠鏡口径で決まる角分解能(回折限界)より高い角分解能を達成するのが目的である。最大で、望遠鏡間の距離(最[…]