天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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太陽 Sun

太陽系の中心に位置する恒星。スペクトル型はG2V型の主系列星で、およそ46億年前に水素燃焼段階に到達した(主系列星として誕生した)と考えられている(燃焼も参照)。表面温度は約6000度、中心の温度は約1500万度である。[…]

太陽宇宙線 solar cosmic ray

太陽を起源とする高エネルギー粒子。電子や陽子、あるいはイオンが太陽フレアや太陽コロナの衝撃波で加速され、数keVから数GeVの運動エネルギーを持って地球に飛来する。また、加速された荷電粒子が周囲の物質と衝突して生じるガン[…]

ダスト dust

0.001mm(1μm)程度の大きさの固体の微粒子のことであり、星などが発する光を効率的に吸収したり散乱したりする。塵微粒子あるいは単に塵とも言う。主に星間空間に存在している星間ダストのことを指すが、ダストの存在する場所[…]

地球温暖化 global warming

地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期[…]

地球力学時 terrestrial dynamical time (TDT)

力学時、地球時を参照。

地平線(宇宙の) horizon(cosmic)

地球上のある場所にとどまっている限り地平線の向こう側を見ることができないのと同様に、宇宙でもある距離以上の場所とは因果関係を持てない。これは、相対性理論の要請により光速以上で情報が空間中を伝わらないことに起因する。 因[…]

中性水素ガス雲 HI cloud, neutral atomic hydrogen cloud

主要な成分である水素が主に中性原子状態(HⅠガス)で存在している星間ガス雲のこと。 中性水素ガス雲には温度が1万度程度のウォームガス(warm gas, warm neutral medium)と呼ばれる成分と温度が1[…]

中性水素原子 neutral atomic hydrogen

水素は、陽子1個からなる原子核の周囲をもつ原子に対応する元素であり、質量は1.67353×10-27 kgである。元素記号はH。中性状態では原子核1個に電子1個が結合しており、これを、電離した水素原子に対して、中性水素原[…]

中性水素原子ガス neutral atomic hydrogen gas

星間ガスの主要な3成分のうちの1つで、中性水素原子からなるガス。HIガスともいう。星間空間では典型的には数密度が数個cm-3程度で温度は100 K程度である。天の川銀河では水素分子ガスに比べると、中心から離れたところに分[…]

2MASS 2MASS (Two Micron All Sky Survey)

3つのバンド、J (波長1.25 μm)、H (1.6 μm)、Ks (2.17 μm)で行われた、近赤外線波長域における初の全天サーベイ観測プロジェクト。2 Micron All Sky Survey(2ミクロン全天サ[…]

天球 celestial sphere

観測者(自分)を中心として天体がそこに貼り付いているかのように見える仮想的な球面のこと。天体の位置を表す観点から天球面と言うことも多い。 月、惑星、太陽、恒星、銀河などの天体までの距離は非常に遠いため、夜空を見上げても[…]

電磁流体波 magnetohydrodynamic wave

電磁流体力学で現れる波動であり、MHD波動とも呼ばれる。横波のアルベーン波と縦波の速い磁気音波(ファーストモード)および遅い磁気音波(スローモード)の3つの異なる波動がある。

電磁流体力学 magnetohydrodynamics(MHD)

プラズマなど電気を伝えやすい流体を取り扱う流体力学。磁気流体力学と呼ばれることもある。また、MagnetoHydroDynamicsを略してMHDとも呼ばれる。 プラズマのような電離したガスの中では電流が流れ電気が伝わ[…]

天体カタログ astronomical catalog

天体の情報を体系的にまとめたリスト(表)のこと。星のカタログは星表と呼ばれることが多い。最も古い星表は紀元前129年に完成したと言われるヒッパルコス星表で、1000個あまりの恒星の位置と明るさの光度階級が記載されている。[…]

天体写真測光 astronomical photographic photometry

19世紀前半に発明された写真は19世紀終わり頃から、可視光天文学の中心的な光検出器として100年以上にわたって広く用いられた。写真が用いられる以前の眼視による観測では、瞳を通過してきた光を視覚で捉える瞬間的認知だったが、[…]

天体分光学 astronomical spectroscopy

天体を対象にした分光学。天体からの電磁波を波長あるいは周波数成分に分解して測定する(分光観測を行う)ことにより、その組成や温度のほか、観測者に対する視線速度などを測定することができる。分光観測の目的の一つは、天体からの電[…]

天文衛星 astronomical satellite

一般には宇宙望遠鏡と惑星探査機を総称して用いられる名称だが、厳密な定義はない。

天文座標系 astronomical coordinate system

天体の位置を表すために用いられる座標系。赤道座標系、黄道座標系、銀河座標系、超銀河座標系など天球上に張られた天球座標系と、観測者から見た地平座標系がある。

天文単位 astronomical unit(au)

天文学で用いられる距離の単位。記号は $au$ である(以前は、AUなどとしていたが小文字が正式となった)。地球と太陽の間の平均距離にほぼ等しく、 である。国際天文学連合(IAU)による1天文単位の定義は以下のよう[…]

天文定数系 system of astronomical constants

天文学で用いられる定数をまとめた体系。天体暦を作るもとにもなる。IAU1964天文定数系、IAU1976天文定数系、IAU2009天文定数系などがある。 相対性理論(とくに光速度不変の原理)にもとづくと、時刻系によって[…]