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「画像説明文」に含まれる"TG电报刷粉平台(SMMFS.COM)订阅者官方秒开会员,247"の検索結果(72件)

四つの力 four forces

自然界で働く力を作用毎に整理して、素粒子(基本粒子)に働く力として最終的にまとめられた強い力、弱い力、電磁気力および重力の四つの力のこと。強い力と弱い力は、電磁気力よりも強い、あるいは弱いという理由でこの名前がついた。強[…]

弱い相互作用 weak interaction

弱い力を参照。

弱い力 weak force

自然界に知られる四つの力(相互作用)の一つ。電磁気力に比べて「弱い」ことからその名を冠する。弱い相互作用ともいう。弱い力に起因する典型的な現象として、原子核のベータ崩壊が挙げられる。物質を構成する既知のすべての素粒子の間[…]

ライマン𝛂雲 Lyman alpha cloud

遠方クェーサーのスペクトルに、視線方向の手前にある中性水素の雲(ガスの塊)によるライマン𝛂線の吸収線が多数見られる。これをライマン𝛂の森と呼ぶが、このライマン𝛂の森を作っている1本1本の吸収線のもとになっている中性水素の[…]

ライマン𝛂天体 Lyman alpha object

水素原子のライマン𝛂輝線を放射している天体のこと。ライマン𝛂線は、水素ガスが電離した領域において、電離水素(陽子)が電子と再結合する際に放射される再結合線の一種で、静止系での波長は121.6 nmである。星生成領域の周り[…]

ライマン𝛂の森 Lyman alpha forest

遠方クェーサーのスペクトルに見られる、視線方向の手前に多く存在するライマン𝛂雲によってできるライマン𝛂吸収線の密集を総称して、"森''と表現する。主に中性水素からなるこれらの雲(吸収体)は、クェーサーより手前にあって後退[…]

ライマン系列 Lyman series

水素原子で電子が主量子数 n=1 の基底状態のエネルギー準位とそれよりも上の準位の間で遷移することによる一連の輝線あるいは吸収線の総称である。主に紫外線の領域にあり、1906年にアメリカのライマン(S. Lyman)によ[…]

ライマン端 Lyman limit

水素原子のライマン系列の吸収が束縛-束縛遷移による離散的な吸収から束縛-自由遷移による連続吸収へと変化する波長(91.2nm)。ライマンブレイクということもある。水素の電離エネルギーである13.6 eVに相当し、この波長[…]

ライマンブレイク銀河 Lyman break galaxy

91.2-121.6 nm より短波長側に見られる銀河の連続スペクトルの鋭い落ち込み(ライマンブレイク)の顕著な特徴をとらえて探査し発見される、遠方にある星生成銀河の一種。ライマンブレイクは、星の大気スペクトル自身に見ら[…]

ライマン連続光 Lyman continuum

水素原子の自由-束縛放射で、基底準位に束縛されるときに放射される連続光。O型星やB型星の光球表面やその周囲の電離水素領域などから放射される、ライマン端よりも短い波長の光で、星間空間にある中性水素原子の電離エネルギー源とな[…]

リュードベリ定数 Rydberg constant

水素原子の線スペクトルを表す物理定数であり、 で与えられる。ここで $m$ と $e$ はそれぞれ電子の質量と電荷、$c$ は真空中の光速、$h$はプランク定数、$\varepsilon_0$ は真空の誘電率である[…]

矮新星 dwarf nova

新星爆発より小規模な爆発現象を繰り返す激変星。増光幅が2から5等の爆発を10日から数100日程度の間隔で繰り返す。爆発機構は新星とは異なり、降着円盤の状態変化による。降着円盤は、低温で水素があまり電離しておらず粘性が弱く[…]