天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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ビーム希釈 beam dilution

対象天体の見かけの大きさよりも角分解能が悪い望遠鏡で天体を観測すると、その真の輝度よりも暗い輝度で分解能程度の広がりを持つ天体と区別が付かない。この現象、あるいは、これによる輝度の過小評価の程度をビーム希釈という。英語の[…]

ビームダイリューション beam dilution

ビーム希釈を参照。

ピアッツィ Piazzi, Giuseppe

ピアッツィ(Giuseppe Piazzi;1746-1826)はイタリアの天文学者、神学者。しばしばピアッジ、ピアッチとも記される。最初の小惑星、ケレス(Ceres)の発見者。イタリア北部のポンテ・イン・ヴァルテッリー[…]

ピエールオージェ実験 Pierre Auger Project

アルゼンチンの草原地帯に国際協力で建設された超高エネルギー宇宙線観測装置群。3000 km2 の面積をカバーし、1019 eV を超えるような超高エネルギー宇宙線が大気中で引き起こす空気シャワーを、1.6 km間隔で配置[…]

光解離 photodissociation

紫外線などの十分なエネルギーを持つ光子により照射されて分子が解離されること。 解離、光解離領域、電離も参照。

光解離領域 photodissociation region

電離光子がガスを電離して形成される領域が電離領域であるが、水素を電離する13.6 eVのエネルギーよりも低いエネルギーの光子は電離領域の外側の中性原子や分子ガス領域にまで到達し、分子を励起あるいは解離したり、水素原子より[…]

ピクデュミディ天文台 Pic du Midi Observatory

ピレネー山脈のピクデュミディ山(標高2877m)の山頂にある天文台。フランス-ミディ-ピレネー天文台の一部である。1873年に建設された気象観測施設がその前身である。天文台の建設は1878年に開始され、1882年に開所式[…]

ヒッグス粒子 Higgs boson

素粒子に質量を与えるスカラー場(ヒッグス場)とその励起状態であるヒッグス粒子(電荷0、スピン0のボソン)の存在が1960年代半ばに提唱された。自発的対称性の破れにより真空期待値をもつようになったヒッグス場とゲージ粒子の相[…]

ビッグバン宇宙論 big bang cosmology

ガモフ(G. Gamow)らにより提唱された宇宙進化のモデルで、宇宙はビッグバンという大爆発により誕生し、高温高密度の「火の玉」状態から膨張とともに冷却し、その過程で恒星や銀河などの構造を作りながら、現在に至ったという理[…]

羊飼い衛星 shepherd satellite

細い惑星リングの近傍の軌道上にあり、そのリングの形状を維持する働きをしていると考えられる衛星のことを、羊が群れから逃げ出さないように番をする羊飼いになぞらえて、羊飼い衛星と呼ぶ。土星の F リングにおける衛星プロメテウス[…]

ヒッパルコス衛星 Hipparcos satellite

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が1989年8月に打ち上げた地球を周回する人工衛星。HipparcosとはHIgh Precision PARallax COllecting Satelliteの略称で、その名のとおり、天体[…]

非動径振動 non-radial oscillation

恒星の振動(脈動)には種々のモード(形態)がある。振動による速度、温度等の変化が星の表面上均一の場合は動径振動(脈動)(radial pulsation)で、一方それらが分割された表面領域で異なる場合が非動径振動(脈動)[…]

非熱的放射 non-thermal radiation

物体の熱運動以外の原因で放出される放射。非熱放射ともいう。非熱的放射には、シンクロトロン放射、トムソン散乱、コンプトン散乱、逆コンプトン散乱、ラマン散乱、チェレンコフ光、メーザー放射などがある。熱放射も参照。

ひので衛星 Hinode satellite

6000度の太陽光球の外層にあるコロナがどのように100万度まで加熱されているかの解明を目的として、宇宙科学研究所(ISAS)により開発された太陽観測衛星。第22号科学衛星でコードネームはSOLAR-B。2006年9月2[…]

微分回転 differential rotation

差動回転を参照。

微分大気差 differential atmospheric refraction

大気の屈折率 n は、1気圧で n=1.00028 程度で真空中の 1 とは異なるため、天体からの光は地球大気により屈折する。その結果、天頂方向にある天体以外は見かけの方向と実際の方向が異なり、地平線に近い天体ほど実際の[…]

標準(降着)円盤モデル standard accretion disk model

降着円盤モデルのうちで、ガス降着に伴って解放された重力エネルギーが効率よく放射エネルギーに転化され、円盤は明るく光るとするのが標準円盤モデルである。放射でよく冷える(放射冷却)ため圧力が下がり、円盤は面に垂直方向に縮んで[…]

標準座標 standard coordinate

天体写真の画像上の直交座標 $(x, y)$ から天球上の赤道座標 $(\alpha, \delta)$ を求める際、直接両者の関係を考えず、$(x, y)\to(\xi, \eta)\to(\alpha, \delta[…]

標準時 standard time

国や地域が共通で使う地方時のこと。共通の標準時を使う地域全体を「タイムゾーン(time zone)」という。日本は一つのタイムゾーンにあり、日本標準時は東経135度の子午線に基づいて決められている。日本標準時の法令上の正[…]

ヒル半径 Hill radius

中心天体の周りを公転する2天体について、2天体の相互重力が中心天体の重力より上回る領域をヒル圏と呼び、その領域の大きさをヒル半径と呼ぶ。質量 $M$ の中心天体の周りで軌道長半径 $a$ の軌道上を公転する2天体の質量を[…]