天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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スピキュール spicule

太陽の彩層に存在する針状の構造。彩層下部から噴出するジェットだと考えられており、平均的には断面が600 km程度、高さは6000 kmから10000 km程度のものが多い。平均速度は25 km s-1である。

双極子磁場 dipole magnetic field

磁気双極子(大きさが同じで符号が逆の磁荷の対)、または円電流の作る磁場。太陽の磁場は、小さなスケールで見れば特に活動領域などで細かい複雑な構造があるが、大局的には双極子磁場となっている。

太陽光度 solar luminosity

天体の光度を表す際によく使われる単位。太陽の光度であり、記号 $L_{\odot}$ で表す。 である。

太陽同期軌道 sun synchronous orbit

人工衛星の軌道の一つで、北極と南極の上空を通過する極軌道のうち軌道面と太陽方向の角度が一定に保たれる軌道。 このうち、軌道面が太陽方向と垂直な軌道は常に明け方か夕方を通過するために衛星にとって同じ温度条件が保たれるので[…]

太陽ニュートリノ問題 solar neutrino problem

太陽中心部で起こる熱核反応に伴って生成する(電子型)ニュートリノの量の理論値と観測値とが合わないという問題。太陽からやって来るニュートリノは米国のデービスの実験や、日本のカミオカンデとスーパーカミオカンデなどで検出された[…]

タウニュートリノ tau neutrino

ニュートリノを参照。

超高光度赤外線銀河 ultra luminous infrared galaxy(ULIRG)

エネルギーの大半を赤外線で放射していてその光度が太陽の1兆倍を超える銀河のこと。英語の省略形ULIRGがそのまま使われることもある。それより一桁小さい1千億倍以上の光度をもつ銀河を高光度赤外線銀河(LIRG)と呼ぶ。これ[…]

超大光度X線源 ultraluminous X-ray source

非常に強いX線を放射するコンパクト天体。超高輝度X線源とも言う。近傍の渦巻銀河の腕の部分には、異常に強いX線の点源がしばしば存在することが、1979年に打ち上げられたアメリカのアインシュタイン衛星で発見された。それらは連[…]

電子ニュートリノ electron neutrino

ニュートリノを参照。

二至二分 solstices and equinoxes

二十四節気の中の冬至、夏至、春分、秋分を合わせた名称。 地球は自転しながら太陽の周りを公転している。地球の赤道面が天球と交わる線が天の赤道である。太陽の周りを回る地球の軌道面を黄道面といい、それが天球と交わる線が黄道で[…]

ニュートラリーノ neutralino

超対称性理論では、すべての粒子に対してその超対称パートナーが存在する。電荷を持たないボース粒子である中性ヒッグス粒子、Zボソン、および光子の超対称パートナーは量子数が同じために混合状態を作り、ニュートラリーノと呼ばれる。[…]

ニュートリノ neutrino

電荷を持たないレプトンに分類される素粒子で、電子ニュートリノ($\nu_{\rm e}$)、ミューニュートリノ($\nu_\mu$)、およびタウニュートリノ($\nu_\tau$)の3種類(それぞれの反粒子を含めると6種[…]

ニュートリノ振動 neutrino oscillation

素粒子の標準理論ではニュートリノの質量はゼロであるが、有限の質量があり、その質量が種類(フレーバー)により異なる場合に、量子力学的な効果で飛行中にフレーバーが入れ替わる現象。ニュートリノと反ニュートリノの間の振動として1[…]

ニュートリノ天文学 neutrino astronomy

天体から飛来するニュートリノを観測することにより天体現象の解明を行う天文学。1964年デイビス(R. Davis Jr.)らは太陽ニュートリノの検出に成功し(ホームステイク実験)、1987年小柴昌俊東大教授らはカミオカン[…]

ニュートリノ捕獲 neutrino capture

ニュートリノと原子核の間の弱い相互作用の一種。電子ニュートリノの捕獲の例としてはデービス(R. Davis, 2002年ノーベル賞受賞)が太陽ニュートリノの検出に用いた $^{37}{\rm Cl}+\nu\righta[…]

ひので衛星 Hinode satellite

6000度の太陽光球の外層にあるコロナがどのように100万度まで加熱されているかの解明を目的として、宇宙科学研究所(ISAS)により開発された太陽観測衛星。第22号科学衛星でコードネームはSOLAR-B。2006年9月2[…]

ひのとり衛星 Hinotori satellite

東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所(ISAS))が開発した日本初の太陽観測衛星。1981年2月21日に鹿児島宇宙空間観測所(現在の内之浦宇宙空間観測所)より打ち上げられた第7番目の科学衛星でコードネームはASTR[…]

プラズモイド plasmoid

一定の磁場構造をともなったプラズマの塊のこと。太陽フレアの際にはプラズモイドができて上空へ噴出する現象がしばしば見られ、地球磁気圏でもプラズモイドが太陽と反対側にできて惑星間空間へ吹き出して行く現象が見られる。 […]

冥王星族天体 plutino

太陽系外縁天体のなかで、冥王星と同様に、軌道が海王星と3:2の共鳴状態にあり、公転周期が海王星の約1.5倍の天体のことを指す。共鳴外縁天体、冥王星型天体、惑星も参照。

分点 equinox

1 天の赤道と黄道が交わる場所で、春分点と秋分点のこと。 2 天球座標系の元期を表す年号。 春分点は、天球上の座標の原点として重要であるが、地球の歳差運動により移動していく。したがっていつの春分点に準拠しているの[…]