天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"蒙彼利埃大学综合理工学院毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信199959876(Ecole Polytechnique Universitaire de Montpellier毕业证degree offer diploma Transcript)Kg8X"の検索結果(3271件)

理科年表 Rika Nenpyo (Chronological Scientific Tables)

国立天文台が編纂して毎年発行する暦および自然科学に関するさまざまな分野の基礎データを網羅したデータブック。暦部、天文部、気象部、物理/化学部、地学部、生物部、環境部、および附録からなる。初版は1925年(大正14年)に発[…]

力学時 dynamical time

一般相対性理論によれば時間と座標はばらばらに扱うことはできず、座標系ごとに時刻を定義できる。太陽系準拠系における力学時は太陽系力学時(TDB)、地心準拠系における力学時は地球力学時(TDT)と呼ぶ。両者には1ミリ秒程度の[…]

力学時間(重力系の) dynamical time

重力で支えられた天体においてその重力の作用が働く典型的な時間を指し、天体の平均密度を $\bar{\rho}$ とすると力学時間は $t_{\rm dyn}\sim 1/(G\bar{\rho})^{1/2}$ で与えら[…]

力学視差 dynamical parallax

天文学では、星の距離を求める手法を一般的に「視差」と呼ぶ慣習がある。実視連星では何らかの方法で星の質量が推定できれば、公転周期からケプラーの法則(第3法則)を用いて軌道長半径が求められる。この値と、天球上での見かけの長半[…]

力学質量 dynamical mass

天文学では、現在観測されている状況が力学的平衡状態にあると仮定して、その運動とつり合う重力を生じさせるだけの質量を求めることが多い。このようにして求めた質量を力学質量という。力学的運動と重力しか考えない場合には、ビリアル[…]

力学平衡 dynamical equilibrium

重力相互作用をしている多体系に対する無衝突ボルツマン方程式の定常解で与えられる状態。 系が力学平衡にあるとは、系を記述する分布関数で決まる重力ポテンシャルを固定して考えたとき、分布関数が時間変化しないことである。力学平[…]

力学摩擦 dynamical friction

一様な物質分布の中で重たい物体が直線運動をすると、物質はその物体の重力によって散乱される。この状況を物質分布に対する静止系でみると、散乱後に物質は物体の重力によって加速されエネルギーを得ることになる。 物体はこの分のエネ[…]

リコネクション reconnection

磁気リコネクションを参照。

離心近点角 eccentric anomaly

楕円軌道の焦点Fを原点に、近点Pから天体Qまで測った角度 $f$ を真近点角または真近点離角と呼ぶ。真近点角は物理的な実体を伴うので理解がしやすいが、数学的に扱うには不便な点もある。 そこで、楕円軌道に外接する円と、天[…]

離心率 eccentricity

万有引力の法則にもとづいて太陽を周回する惑星や準惑星、太陽系小天体は円軌道、楕円軌道、放物線軌道、双曲線軌道のいずれかの軌道を運動しており、これらの種類を表すのが離心率 e である。原点と焦点のずれ(具体的には焦点からの[…]

理想気体 ideal gas

ボイル-シャルルの法則(圧力と体積の積が温度に比例する)に従う、仮想的な気体。完全気体ともいう。縮退していない希薄な気体では、理想気体が良い近似となっていることが多い。このガスの内部エネルギーは U = (n+3)NkB[…]

リチウムテスト lithium test

褐色矮星の検出確認に使用された手法。0.06太陽質量以上の天体においては、リチウムは1億年以下で壊されて検出できなくなる。従って、リチウムが検出される超低質量星は0.08太陽質量より十分に軽く、水素の熱核融合反応を起こし[…]

リック天文台 Lick Observatory

サンフランシスコ近郊のハミルトン山(標高1400m)にあるカリフォルニア大学の天文台。1959年に完成した3 mシェーン望遠鏡のほか、1979年完成の1 m望遠鏡などがある。 ホームページ:http://mthamil[…]

立体角 solid angle

ステラジアンを参照。

リッチー-クレチアン望遠鏡 Ritchey-Chrétien telescope

主鏡と副鏡ともに双曲面に近い非球面で球面収差とコマ収差のない光学系(焦点)を持った反射望遠鏡。凹面主鏡および凸面副鏡を持つ望遠鏡という意味では広くカセグレン望遠鏡(カセグレン焦点を参照)に分類されるべきものであるが、主鏡[…]

リッパヘイ Lipperhey, Hans

ハンス・リッパヘイ(Hans Lipperhey;1570-1619)はオランダのレンズ職人(眼鏡職人)で望遠鏡の発明者とされる。リッペルハイ(リッペルヘイ)またはリッペルスハイ(リッペルスヘイ)とも記される。ドイツのヴ[…]

リトロー配置 Littrow configuration

ブレーズ回折格子(格子溝の断面が鋸歯状の形状を持つ回折格子)において、入射光が回折格子のブレーズ面に垂直に当たるようにした配置。この配置に回折格子を置いたとき、1次回折光は入射光方向に戻る。入射光方向に完全に一致する方向[…]

リミットサイクル limit cycle

力学系における位相空間上で閉軌道を描く運動のことで極限閉軌道とも呼ばれる。位相空間上の閉軌道は周期運動を表すが、閉軌道付近から運動を始めると閉軌道に巻きつくように近づいていく場合がある。つまり、時間が経つと、閉軌道が表す[…]

リュードベリ定数 Rydberg constant

水素原子の線スペクトルを表す物理定数であり、 で与えられる。ここで $m$ と $e$ はそれぞれ電子の質量と電荷、$c$ は真空中の光速、$h$はプランク定数、$\varepsilon_0$ は真空の誘電率である[…]

留 stationary

惑星の地心視赤経の時間変化が0となる瞬間。惑星は天球上で恒星の間を通常は西から東へ運動していくが、留のときにはその運動がほぼ停止し、運動の方向(順行、逆行)が入れ替わる。このため、留付近での惑星の見え方は、天球上で順行→[…]