ベータモデル(銀河団ガスの)
よみ方
べーたもでるぎんがだんがすの
英 語
beta-model
説 明
銀河団ガスの密度分布を表す一般的なモデル。球対称、等温、静水圧平衡を仮定して導かれる。銀河団中心からの半径の関数としてガス密度
が
となる。ここで、 は中心におけるガス密度、
はコア半径と呼ばれる量で、ガスの広がりを表す(キングモデル参照)。名前の由来にもなっている指数に現れる
は、銀河の運動エネルギーとガスの温度との比である。このモデルはX線観測から得られる密度分布をよく再現することが知られている。
2018年04月23日更新
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