非球面係数
よみ方
ひきゅうめんけいすう
英 語
aspheric coefficient
説 明
回転対称な2次曲面からなるレンズや鏡面の形状は、光軸を軸、
軸を鏡面上にとり、鏡の頂点での曲率半径を
とすると
と表すことができる。ここでは球面からのずれを表す量で、これを非球面係数と呼ぶ。
なら球面、
なら放物面、
<
なら双曲面、
<
<
なら長軸周りの楕円面、
>
なら短軸周りの楕円面を表す。非球面係数自体は近軸球面からのずれを記述する量なので、近軸系のガウス光学には影響しないが、収差には大きな影響を与える。
2018年04月23日更新
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