天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"tg(seo999888)谷歌留痕教程,rre"の検索結果(60件)

暗電流 dark current

電子的光検出器に光が入射していないときに 流れる電流のこと。検出器のノイズ源の一つで、小さいほど性能が 良い。光検出器では、入射した光子によって伝導帯に励起された電 子による電流(電荷)を測定して光を検出する。電子が 検[…]

アンドロメダ銀河 Andromeda galaxy

矮小銀河を別にすれば、大小マゼラン雲に次いで天の川銀河(銀河系)に近い銀河。カタログ番号では、M 31(メシエカタログ)あるいはNGC 224(NGCカタログ)とも呼ばれる。アンドロメダ座にあり、距離は約770キロパーセ[…]

E補正 E-correction

銀河を構成する星々が仮に一斉に生まれたとすると、大質量星は素早く進化し、小質量星の進化には時間がかかるので、銀河全体の恒星からの放射は初期には高温の大質量星による紫外光が強いが、時間とともに紫外線成分が減じて全体に赤くな[…]

1平方キロメートル電波干渉計 Square Kilometre Array

周波数50 MHzから14 GHzの電波に対する超大型望遠鏡。SKA(エスケーエー)と略されることが多い。この周波数帯の観測は他の周波数帯に比べて角分解能または感度のいずれかが不足している現状を打開するために建設の必要性[…]

イベントホライズンテレスコープ Event Horizon Telescope

多数のミリ波・サブミリ波望遠鏡による地球規模の超長基線電波干渉計(VLBI)を構成して、ブラックホールのごく近傍、事象の地平線(イベントホライズン)近くまでの画像を高い空間分解能で撮像し、ブラックホールの物理の解明を目指[…]

宇宙の大規模構造 large-scale structure of the universe

宇宙空間における銀河の分布には特徴的な疎密が見られる。大部分の銀河は、銀河団及び銀河団をつなぐフィラメント状構造に属しており、このフィラメントに囲まれるようにしてボイドと呼ばれる低密度の領域が存在する。銀河団とそれらをつ[…]

XF相関器 XF correlator

相関器を参照。

FX相関器 FX correlator

相関器を参照。

オージェ Auger, Pierre Victor

ピエール・オージェ(Pierre Victor Auger;1899-1993)はフランス・パリ生まれの物理学者。原子物理学、原子核物理学、宇宙線物理学の分野で活躍した。 第二次世界大戦中は自由フランス軍に加わり、[…]

回帰新星 recurrent nova

再帰新星を参照。

火星 Mars

質量6.41 x1023 ㎏、赤道半径3396 kmはそれぞれ地球の約0.107倍、0.532倍である。密度は3930 ㎏m-3で、地球型惑星の中では最も低い。火星の会合周期は約780日(2年と2ヵ月)なので、この間隔で[…]

カブリ数物連携宇宙研究機構 Kavli-Institute for the Physics and Mathematics of the Universe

文部科学省の世界トップレベル拠点プログラムによって2007年に東京大学に設置された研究組織。後に東京大学国際高等研究所の傘下となった。数学、物理学、天文学を融合して宇宙の起源、進化、未来など宇宙に関する根源的な疑問を解明[…]

グレートアトラクター Great Attractor

天の川銀河(銀河系)の中心に近い方向(銀経307度、銀緯+9度)で後退速度4350±50 kms-1(ハッブル定数を75 kms-1Mpc-1とすると距離約60 Mpc=2億光年)の位置にあり、局所超銀河団の銀河を引き寄[…]

K補正 K-correction

遠方の銀河に対する距離指数決定には、K補正、E補正、減光補正の3つの補正項が必要となる。K補正は、異なる赤方偏移の銀河のスペクトルエネルギー分布を比較する際に、観測波長に対応する静止波長が赤方偏移に依存するため、天体の予[…]

原始地球大気 primordial terrestrial atmosphere

成長する原始地球で原始大気ができる過程は2つのものが考えられる。1つは、原始惑星系円盤のガス中で地球が成長する場合で、火星サイズを越えると重力で引きつけたガスによる水素を主成分とした大気(一次大気)ができる。もう1つは、[…]

原始惑星系円盤 protoplanetary disk

星間雲のなかで密度が高く、水素が解離せず水素分子として存在している領域を分子雲と呼び、分子雲中でさらに密度の濃い部分を分子雲コアと呼ぶ。分子雲コアが自己重力により収縮することで星が生成される。その際により大きな角運動量を[…]

国際地球準拠系 International Terrestrial Reference System(ITRS)

地球重心を原点とし、地球に固定され、地球とともに回転する座標系。具体的には国際地球基準座標系(ITRF)によって構成される。 国際地球基準座標系における観測者の位置(X,Y,Z)は緯度φ、経度λおよび準拠楕円体からの高さ[…]

再帰新星 recurrent nova

Ⅲ型バースト type-3 burst

電波バースト(太陽の)を参照。

3点相関関数 three-point correlation function

多変数確率分布において、任意の3つの変数値に対する相関のこと。とくに2点相関関数では表すことのできない相関の情報を3点相関関数として定義することが多い。平均値がゼロになるような3つの確率変数x1, x2, x3 があった[…]