天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アイザックニュートン望遠鏡 Isaac Newton Telescope(INT)

イギリスの現代天文学復活の旗手として、1967年に、英国南部のハーストモンソー城にあったグリニッジ王立天文台で完成した口径2.5mの望遠鏡。その後1979年に主鏡の更新を含む大改造の後、スペイン領カナリア諸島のロケデロス[…]

アンドロメダ銀河 Andromeda galaxy

矮小銀河を別にすれば、大小マゼラン雲に次いで天の川銀河(銀河系)に近い銀河。カタログ番号では、M 31(メシエカタログ)あるいはNGC 224(NGCカタログ)とも呼ばれる。アンドロメダ座にあり、距離は約770キロパーセ[…]

N体シミュレーション N-body simulation

N個の粒子からなる重力多体系の運動方程式は $$ \frac{d^2{\boldsymbol{x}_i}}{dt^2} = \sum_{j=1,j\neq i}^N Gm_j \frac{\boldsymbol{x}[…]

サイモンズ天文台 Simons Observatory

宇宙の起源と初期進化に関わる基本的な物理プロセスの解明に向けて、国際的な宇宙論研究プロジェクトがチリ北部のアタカマ砂漠、標高5200 mの高地に建設中の天文台。三世代ニュートリノの質量の和(あるいは上限値)の決定、軽い素[…]

自己相似解 self-similar solution, simi-larity solution

流体力学などに現れる連続体の時間発展を記述する偏微分方程式の解のうち、時々刻々の空間的形状が相似的な形を示す解(の種類)のことを指す。時間を t とし、空間変数を x と表す場合、t の適当な関数 f(t) でスケール変[…]

シミュレーション simulation

コンピュータによる実験のこと。数値シミュレーションともいう。自然現象を記述する方程式系は多くの場合、常微分方程式や偏微分方程式であるが、しばしば多数の変数を含んでいたり、強い非線形性を持っていたり、複雑な境界条件の下にあ[…]

シミュレーション天文学 simulation astronomy

コンピュータによる数値シミュレーションによって天文学のさまざまな問題を扱う分野。宇宙で起きる天体現象のほとんどは実験によって直接実験室で確かめることができない。そこで、コンピュータの中に天体や宇宙を記述するモデルを作り、[…]

重力波 gravitational wave

一般相対性理論などの相対論的な重力理論一般に予言される重力場の波動的振動。流体力学における重力波(gravity wave)とは別のものである。 一般相対性理論では、重力波は物質の四重極モーメント以上の高次モーメン[…]

重力マイクロレンズ gravitational micro-lensing

偏向角がわずかで画像としては変化が観測できないが増光によってその存在が観測可能な重力レンズのこと。例えば、太陽程度以下の比較的低質量の天体が起こす重力レンズの場合が該当する。光の進路は重力によって曲がるため、重力源の背後[…]

SIMBAD the Set of Identifications, Measurements, and Bibliography for Astronomical Data (SIMBAD)

フランスのストラスブール天文台の天文学データセンター(CDS)で運用されている天体カタログおよび天体情報のデータベース。主に恒星を中心に整備されてきたデータベースだが、現在はほぼあらゆる種類の天体をカバーしている。天の川[…]

Swift Swift Gamma-Ray Burst Mission

スイフト衛星を参照。

大気吸収 atmospheric absorption

地球大気中の分子による光の吸収。可視光では大気吸収はほとんどないが、紫外線は窒素分子や酸素分子により大部分が吸収され、赤外線は水蒸気や二酸化炭素、メタン、オゾンなどにより特定の波長で吸収される。大気吸収の小さい波長帯は大[…]

地球シミュレータ Earth Simulator

1998年に当時の科学技術庁が開発を計画し、NEC社が2002年に完成した日本のスーパーコンピュータ。横浜市の海洋研究開発機構(JAMSTEC)横浜研究所に設置されている。理論ピーク性能40 Tflops(テラフロップス[…]

Particle-in-Cellシミュレーション Particle-in-Cell simulation

プラズマ粒子の時間発展を解くシミュレーション方法の一つ。 粒子(particle)の運動に影響を与える電磁場の時間発展は格子(cell)を切った各格子点で計算されるためこのように呼ばれる。

微惑星 planetesimal

惑星を形成する材料となった、直径1-10 kmの天体のこと。太陽系形成論の標準シナリオでは、原始太陽系星雲中にただようダストが太陽重力の鉛直成分に引かれて太陽の周りを公転しながら徐々に星雲の赤道面に沈殿して薄いダスト層を[…]

ラプラス Laplace, Pierre-Simon

フランスの天文学者、数学者(1749-1827)。天体力学を体系化し、太陽系起源の星雲仮説、確率論をつくった。フランス、ノルマンディーの農民の子として生まれ、認められてパリに出て、フランス科学アカデミー会員となる。世渡り[…]