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火星 Mars

質量6.41 x1023 ㎏、赤道半径3396 kmはそれぞれ地球の約0.107倍、0.532倍である。密度は3930 ㎏m-3で、地球型惑星の中では最も低い。火星の会合周期は約780日(2年と2ヵ月)なので、この間隔で[…]

質量-光度比 mass-to-luminosity ratio

天体の質量 M を光度 L で割った量で、 単位光度を放射するのに必要な質量を意味する。 これが大きい天体は放射の効率が低い。 天文学固有の量であり、主に恒星以上の階層の天体に適用される。 生の値が扱われることはほとんど[…]

スケーリング則(銀河の) scaling law

光度、表面輝度、内部運動速度など銀河全体を表す物理量の間に見られる相関関係。たとえば2変数の場合は y ∝ x n(n は定数)という形をとる。楕円銀河のスケーリング則には、3つの物理量の間の極めて強い相関である基本平面[…]

ハクラ Huchra, John Peter

ジョン・ハクラ(John Huchra; 1948-2010)はアメリカの天文学者。アメリカのニュージャージー州のジャージー市で、列車車掌の父と主婦である母の元に生まれた。1970年にマサチューセッツ工科大学で物理学を学[…]

ファブリー-ペローエタロン Fabry Perot etalon

2枚の反射平面を、微小間隔を空けてお互いに向かい合わせて配置した光学素子。向い合わせに置かれた反射面間での多重反射によって、反射面間で光干渉を生じさせ、以下に示す干渉条件を満たす波長の光だけを透過する。干渉条件を満たさな[…]

ファブリー-ペロー分光器 Fabry-Perot spectrograph

ファブリー-ペローエタロンを分光素子として用いる分光器。

ファブリーレンズ Fabry-lens

光電測光器の光電子増倍管の光電面に望遠鏡の主鏡像(入射瞳)を結ばせるために挿入するレンズ。眼視観測の際の接眼レンズに相当する。望遠鏡焦点面にできる天体の実像は、望遠鏡の追尾誤差や大気ゆらぎなどのために動いてしまうことがあ[…]

フェイバー-ジャクソン関係 Faber-Jackson relation

楕円銀河の中の星の運動の速度分散 σと銀河の絶対等級Mとの間に成り立つ関係で、 絶対等級を全光度 L (M=-2.5 log L)で表すと L は σ のほぼ4乗に比例する。 1976年にこれを発見した人の名前、フェイバ[…]