北天拡張ミリ波干渉計
よみ方
ほくてんかくちょうみりはかんしょうけい
英 語
northern extended millimeter array (NOEMA)
説 明
ミリ波電波天文学研究所が運用している開口合成型のミリ波干渉計。フランス南部、グルノーブル近郊の標高2550 mのビュール高原にある。口径15 mのアンテナ12基で構成され、波長1~3 mm帯をカバーする。最大の基線長は760 mで、角分解能は1秒角を切る。1990年代半ば以降、原始惑星系円盤や遠方銀河の分子ガス輝線に対する高感度かつ高解像度観測で目覚ましい成果を挙げている。NOEMA (NOrthern Extended Millimeter Array)と略記されることも多い。以前は、ビュール高原電波干渉計(PdBI)と呼ばれ、3基のアンテナから順次拡張されて、6基を拡張して機能向上したのを機会に呼称も更新された。
ホームページ:https://www.iram-institute.org/EN/
https://www.iram-institute.org/EN/noema-project.php?ContentID=9&rub=9&srub=0&ssrub=0&sssrub=0
2022年04月12日更新
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