CHARIS
よみ方
かりす
英 語
CHARIS
説 明
Coronagraphic High Angular Resolution Imaging Spectrographの略語で、カリスと呼ばれる。主に太陽系外惑星の撮像・分光のために開発された、すばる望遠鏡用の赤外線分光器。地球大気による星像の乱れを高次まで補正する超補償光学系(SCExAO)と共に用い、2秒角四方の視野面の約130x130点を同時に分光することができる面分光器である。2048x2048素子のHgCdTe赤外線アレイ検出器を備え、波長は約1.15 μmから2.37 μmをカバーし、波長分解能は約70と約18の2つのモードがある。プリンストン大学、国立天文台などが開発した。2016年にすばる望遠鏡に搭載され、ファーストライトを迎えた。初期成果および装置画像についてはSCExAOの稿を参照。
2022年01月10日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。