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ウォルフ,マックス

 

よみ方

うぉるふ,まっくす

英 語

Wolf, Maximilian Franz Joseph Cornelius

説 明

マックス・ウォルフ(ヴォルフ)(Maximilian Franz Joseph Cornelius Wolf;1863-1932)はドイツの天文学者。1888年にハイデルベルグ大学で博士号を取り、1896年からハイデルベルク大学教授。写真観測による初めての小惑星発見者であり、その写真術を駆使して二百個以上の小惑星を発見した。1910年のハレー彗星の回帰を最初に観測し、太陽系近傍の恒星ウォルフ359を発見するなど、恒星、星雲の研究にも活躍した。1900年にイエナのカールツァイス社と共同でブリンクコンパレータを開発している。広視野天体カメラによる星野撮影にスターカウント法を導入して暗黒星雲を研究し(バーナードとは独立に初めて暗黒星雲の存在を正しく理解した)、北アメリカ星雲をはじめて写真撮影してその形から命名している。また、渦状星雲のスペクトルは恒星に似ていて、散光星雲と異なることを最初に示した天文学者の一人でもある。ミュンヘンのドイツ博物館建設のアドバイザー(1911年からは理事会メンバー)を務めながら、近代プラネタリウムのアイデアをドイツ博物館館長のオスカー・フォン・ミラーと協議した。しかし、第一次世界大戦によって中断を余儀なくされ、1923年にカール・ツァイス社のバウファルスフェルトの設計によるに第1号機が作られた。1930年ドイツ天文協会会長となり、ブルースメダル受賞。1932年10月ハイデルベルクにて没、69歳。

 

参考: http://www.phys-astro.sonoma.edu/brucemedalists/wolf/index.html

2024年08月28日更新

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    マックス・ウォルフ(https://en.wikipedia.org/wiki/Max_Wolf#/media/File:Max_Wolf.jpg)