天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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2024年04月15日 装置・施設・データベース

LHAASO実験

LHAASO (Large High Altitude Air Shower Observatory)は中国四川省甘孜県の稲城(東経100度8分、北緯29度21分、海抜4,410 m)に建設された高エネルギーガンマ線およ […]

2022年04月05日 装置・施設・データベース

ラスクンブレス天文台

アメリカのDEC社、アップル社、サンマイクロシステムズ社、グーグル社など多くのコンピュータ関連の企業に関わってきた技術者のウェイン・ロジング(Wayne Rosing)氏が2005年に創設した非営利法人が運用する天文台。 […]

2022年01月12日 理論

ΛCDMモデル

ビッグバン宇宙論に基づいて宇宙の進化を記述する宇宙モデルのうち、 ダークエネルギーと冷たいダークマターを含む加速膨張する宇宙モデル。ダークエネルギーは宇宙項(フリードマン方程式でΛで表される)に対応し、冷たいダークマター […]

2019年08月17日 宇宙の進化

ラニアケア超銀河団

我々の天の川銀河(銀河系)を含む広がり約5億光年の空間内にある銀河からなる超銀河団。従来から知られていた局所超銀河団を含む更に大きな超銀河団である。2014年にタリー(B. Tully)、クルトワ(H.Courtois) […]

2017年10月29日 観測技術

ランダム誤差

統計誤差と同じ。

2017年08月26日 理論

RIAF

放射非効率降着流を参照。

2017年08月26日 原子・分子過程

ライマン系列

水素原子で電子が主量子数 n=1 の基底状態のエネルギー準位とそれよりも上の準位の間で遷移することによる一連の輝線あるいは吸収線の総称である。主に紫外線の領域にあり、1906年にアメリカのライマン(S. Lyman)によ […]

2017年08月26日 観測技術

ラマン散乱

物質へ光を入射させたとき、散乱された光の中に入射光と異なる波長の光が混じる現象。入射光と散乱光の波長差は物質を構成する分子の振動や回転などのエネルギー準位の差に相当する。入射光としてレーザー光などの単色光を用いるとラマン […]

2017年08月26日 観測天文学

ラジアン

弧度法における角度の単位。半径 r の円において長さ l の円弧を見込む中心角が θ であるとき、 θ=l/r と定義するのが弧度法で、この角度の単位がラジアンである。半円周の長さは l=πr なので、180度 =π ラ […]

2017年08月26日 人名

ライル

イギリスの天文学者(1918-84)。電波天文学における高度な観測技術の開拓者で、1974年にはヒューイッシュ(Antony Hewish)と共にノーベル物理学賞を受賞した。これは天文学分野における最初のノーベル賞である […]

2017年08月26日 人名

ラグランジュ

イタリア生まれのフランスの数理物理学者、数学者(1736-1813)。主著『解析力学』(1788-9)を出版した。イタリアのトリノで生まれ、18歳頃から突然数学の才能を発揮し、王立陸軍砲兵学校で教えた。後に認められてベル […]

2017年08月26日 観測天文学

ライマン端

水素原子のライマン系列の吸収が束縛-束縛遷移による離散的な吸収から束縛-自由遷移による連続吸収へと変化する波長(91.2nm)。ライマンブレイクということもある。水素の電離エネルギーである13.6 eVに相当し、この波長 […]

2017年08月26日 観測天文学

ライマン連続光

水素原子の自由-束縛放射で、基底準位に束縛されるときに放射される連続光。O型星やB型星の光球表面やその周囲の電離水素領域などから放射される、ライマン端よりも短い波長の光で、星間空間にある中性水素原子の電離エネルギー源とな […]

2017年08月26日 人名

ラッセル

ラッセル(Henry Norris Russell;1877-1957)はアメリカの天文学者。恒星の分類と進化に非常に重要な役割をするHR図を作った。 ニューヨーク州のオイスターベイに生まれ、プリンストン大学で天文学を学 […]

2017年08月26日 人名

ラプラス

フランスの天文学者、数学者(1749-1827)。天体力学を体系化し、太陽系起源の星雲仮説、確率論をつくった。フランス、ノルマンディーの農民の子として生まれ、認められてパリに出て、フランス科学アカデミー会員となる。世渡り […]

2017年08月26日 観測技術

ラスタースキャン観測

電波天文学や初期の赤外線天文学では、2次元アレイ型検出器の入手が困難なため、広がった天体の様子を捉えるには観測点を移動して得た1画素ごとの観測を集めて画像にする必要がある。この際に、感度が十分であれば1点ごとで測定に要す […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

ラシーヤ天文台

チリのサンチアゴの北約600kmのアンデス山中にヨーロッパ南天天文台(ESO)が1960年代に開設した天文台。標高は約2400m。1977年から運用を始めたESO 3.6m望遠鏡のほか、3.58 mの新技術望遠鏡、2.2 […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

ラスカンパナス天文台

ワシントンのカーネギー研究所によって運用されている天文台。チリ共和国のサンチャゴから北に約400 kmにあるラスカンパナス山近郊に位置する。口径6.5 mの2台のマゼラン望遠鏡を筆頭に、2.5 mデュポン望遠鏡、1 mス […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

ラパルマ天文台

ロケデロスムチャーチョス天文台を参照。

2017年08月26日 理論

ラグランジュ座標

流体の運動を記述する一つの方法として、流体と一緒に運動する体積素片の位置を追跡するというものがある。このとき、初期時刻における体積素片の位置を示す座標値により各体積素片をラベル付けすることができる。このように流体の体積素 […]


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