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銀河円盤(渦状腕を含む)を構成する星。例として、OB 型星のような若くて明るい星、セファイド、散開星団に見られる星などがある。もちろんもっと暗い星も存在している。太陽も円盤種族に属する。円盤種族の星は、太陽のように金属量 […]
観測している天体と観測者の間を他の天体が通過するために、観測している天体が隠される現象のこと。通常、観測者から見て近い方の天体の方が見かけの大きさが大きく、遠方にある天体を完全に隠す場合のことをいう。月による掩蔽を特に星 […]
光の偏光状態の一つで、光の進行に従い電場ベクトルが進行方向 に垂直な面内で回転する状態のこと。角運動量を持ち、光子スピンに対応する。 光源から光が進行する方向を見た場合に、電場ベクトルが右回転する場合を右円偏光、左回 転 […]
太陽の彩層に見られるネットワーク構造の内側にH𝛂線で観測される暗点。この暗点は、H𝛂線の中心波長から0.6Å程度だけ短波長側で観測されることから、音速が10 km s-1程度の彩層内を超音速で上昇する構造である。この暗点 […]
大きな太陽系外縁天体で冥王星型天体の一つ。2005年に、カリフォルニア工科大学のマイケル・ブラウンらのグループが、パロマーシュミット望遠鏡で2003年に撮影した画像の調査から発見した。1989年にUKシュミット望遠鏡で撮 […]
土星のリング(環)の主要リング(A, B, Cリング)のうち一番外側のAリング中にある、幅約325 kmの溝状の構造。溝中に軌道をもつ小衛星パンが、周囲のリング粒子を重力作用により跳ね飛ばすことによって、この構造を形成維 […]
土星から23万8000 kmのところを周回している直径500 kmの衛星。エンケラドス、エンケラドゥスとも書く。氷に覆われている反射率の高い天体で、質量は1.08x1020 kg、密度は1610 kg m-3 である。エ […]
地球上のある地点における鉛直線の方向は、概ねその地点の測地学上の経度・緯度の基準となる準拠楕円体(地球の形状、より正確には地球の等重力ポテンシャル面であるジオイド面に近い回転楕円体のこと)に降ろした垂線の方向に近い。しか […]
天体での溶融を経験した隕石で、溶融のため金属鉄成分が沈降して抜けて、ケイ酸塩成分が固化したものである。コンドライトのように球粒の鉱物コンドリュールは見られず、鉱物組成や構造は地球の火成岩と似ていて、天体内部の火成活動を反 […]
冥王星が発見された後、海王星以遠の太陽系外縁部に多数の小天体が円盤状に分布しているという考えを1943年にアイルランドのエッジワース(K.E. Edgeworth)が、また1957年にオランダ出身でアメリカのカイパー(G […]
太陽黒点の半暗部にある水平面方向の筋状構造に沿った外向きの流れ。光球で観測される吸収線のドップラー速度観測により、インドの研究者エバーシェッド(J. Evershed)が1909年に発見した。この流れの起点は黒点暗部側に […]
惑星、準惑星、太陽系小天体を周回する人工物ではない天体を衛星と呼ぶ。リングを構成するような氷や岩石、ダストは、衛星とは呼ばない。地球型惑星では地球の月、火星のフォボス、ダイモスのように衛星は少数であるが、木星型惑星はそれ […]
木星のガリレオ衛星の一つ。表面は厚さ3 km以上の氷に覆われており、ひび割れが多数見える。木星との間の潮汐加熱により氷が溶けて、表面下には水が存在すると考えられている。
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