ラザファード
よみ方
らざふぁーど
英 語
Rutherfurd, Lewis Morris
説 明
ルイス・ラザファード(Lewis Morris Rutherfurd;1816–1892)は、アメリカ合衆国の法律家・天文学者。ニューヨークに生まれ、マサチューセッツ州のウィリアムズ大学を卒業し、法律家としてニューヨークで開業した。1849年には弁護士をやめ、科学(特に天文学)の研究に転じ、分光研究と天文写真の分野の先駆者となった。研究のための装置、写真の測定につかうマイクロメーターや回折格子を刻む機械、写真観測に適した設計の望遠鏡などを開発した。
これらの装置をつかって、太陽や月や惑星や5等星までの恒星や星雲の質の高い天体写真を撮影した。1862年から分光観測を始め、恒星のスペクトルを使った分類法に注目、これらはセッキ(P. A. Secchi)らによって発展させられることになった。1863年に創立されたアメリカ芸術科学アカデミーの創立会員の一人であり、1873年ランフォード賞を受賞している。
2024年12月04日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。