共振型検出器
よみ方
きょうしんがたけんしゅつき
英 語
resonance-type(gravitational wave)detector
説 明
重力波検出器の一種。円柱型の弾性体を用い、重力波の通過によって励起される弾性体の共鳴振動を、ピエゾ素子を用いて電気信号として記録する。観測できる重力波の振動数は共鳴振動数付近に限られる。1969年ウェーバー(J. Weber)は約1000 km離れた2台の共振型検出器で同時事象が偶然によるものより多いと報告したが、各地の追試実験では重力波によるとみられる事象は確認されなかった。圧電効果も参照。
2018年12月11日更新
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