放射線帯
よみ方
ほうしゃせんたい
英 語
radiation belt
説 明
地球や磁場を持つ惑星の周囲にトーラス状に分布する高エネルギー粒子の帯状の構造。地球の放射線帯は、1958年にアメリカが打ち上げた人工衛星エクスプローラーに搭載された放射線計測器により発見された。機器責任者の名前をとり、バンアレン帯と呼ぶことが多い。
地球以外に太陽系で磁場をもつ惑星は、水星、木星、土星、天王星、海王星であるが、現在までのところ、これらのうち水星以外の惑星には高エネルギー粒子の放射線帯が存在していることが確認されている。
2018年10月06日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。