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原始地球大気 primordial terrestrial atmosphere

成長する原始地球で原始大気ができる過程は2つのものが考えられる。1つは、原始惑星系円盤のガス中で地球が成長する場合で、火星サイズを越えると重力で引きつけたガスによる水素を主成分とした大気(一次大気)ができる。もう1つは、[…]

原子時計 atomic clock

原子は、いくつかの特定の状態をとるが、ある状態から別の状態に移るときに特定の周波数の電磁波を放出したり吸収したりすることが知られている。この特定の周波数の電磁波を基準とした時計を原子時計と呼ぶ。たとえばセシウム原子時計の[…]

原子秒 atomic second

原子時計で決められている1秒のこと。セシウム133原子の基底状態の2つの超微細準位間の遷移に対応する放射の9192631770周期の継続時間である。国際単位系の1秒の定義でもある。

原始惑星 protoplanet

微惑星が衝突合体を繰り返して惑星が形成される惑星集積過程の初期の段階において、暴走的成長の結果、他から抜きんでて大きくなった微惑星のことを原始惑星と呼び、それらがさらに寡占的成長、そして原始惑星同士の大規模衝突段階を経て[…]

原始惑星系円盤 protoplanetary disk

星間雲のなかで密度が高く、水素が解離せず水素分子として存在している領域を分子雲と呼び、分子雲中でさらに密度の濃い部分を分子雲コアと呼ぶ。分子雲コアが自己重力により収縮することで星が生成される。その際により大きな角運動量を[…]

原始惑星状星雲 protoplanetary nebula

原始惑星状星雲は、太陽質量の1-8倍程度の星が漸近巨星分枝(AGB)段階 から惑星状星雲へ進化する途中の天体である。前惑星状星雲ということもある。中心の星は厚いダストやガスで覆われているので、可視光では見えなくなっている[…]

減衰幅 damping width

自然幅ともいう。減衰輪郭を参照。

減衰輪郭 damping profile

ガス粒子(原子や分子)からの放射や吸収によるスペクトル線の形状(線輪郭)は、古典的には外部電場による電子の強制振動子モデルにより表される。このとき、放出・吸収される光子の反作用による減衰効果によりスペクトル線には幅が生じ[…]

源泉関数(放射輸送方程式の) source function

放射強度がどのように変化するかを表す放射輸送方程式 ($I_\nu$ は放射強度、$\boldsymbol{n}$ は放射の伝搬方向を表す単位ベクトル、$\chi_\nu$ は振動数 $\nu$ での単位体積あたり[…]

元素 element

核種を参照。

減速定数 deceleration parameter

宇宙の膨張速度が時間変化する割合を示す無次元量であり、減速しているときに正、加速しているときに負になるように減速度で表す。宇宙のスケール因子をaその時間に関する1階微分を$\dot{a}$、2階微分を$\ddot{a}$[…]

元素合成 nucleosynthesis

核子(陽子と中性子)から新たに原子核が合成される事象であり、ビッグバン時の軽元素(ヘリウム、重水素、リチウム)の合成(ビッグバン元素合成)、星の中での元素合成、超新星爆発時の元素合成、宇宙線と星間物質の相互作用(核破砕)[…]

元素組成 element abundance

元素存在度を参照。

元素組成比 abundance ratio

元素存在度を参照。

元素存在度 element abundance

いろいろな元素の存在量のこと。普通は分光観測により得られる太陽光球の元素組成と、化学分析により得られるCIコンドライト隕石の組成をもとにして計算された、太陽系の元素存在度(太陽組成)を指す(図参照)。これは宇宙組成比の代[…]

ケンタウルス族 Centaur

小惑星の族一つの名称。木星の軌道の外側にあり、他の巨大惑星である土星、天王星、海王星のどれかと軌道交差する氷天体(小惑星)のグループをケンタウルス族と呼ぶ。ケンタウルス族は太陽系外縁天体が摂動を受けて軌道が内側に移動した[…]

GOES X線クラス GOES X-ray Class

静止衛星軌道で運用される米国の環境監視衛星GOES(Geostationary Operational Environmental Satellites)によって測定される太陽の軟X線の放射エネルギー流束(フラックス)の[…]

コースティックス caustics

光線が重なり合い明るく見える包絡線のこと。 重力レンズ現象の用語としては、遠くにある光源から発せられた光の経路が、その途中にある天体の重力によって曲げられる重力レンズ現象において、光源面上で点状の光源(点光源)が無限大[…]

ゴースト ghost

光学系を構成する光学素子は完全ではないために、明るい光源(天体)からの光の意図しない反射などにより生じる偽物の像。透過素子であるレンズは、わずかであってもレンズ表面での反射が避けられない。反射した光は別のレンズや鏡などを[…]

コーティング coating

光学素子の表面に薄い膜を蒸着などによって付着させ、特定の性能を向上させる技術または膜のこと。レンズやクライオスタットの窓など光を透 過する素子では透過率が高い(反射率が低い)ほど好ましいが、素子の物質の屈折率に応じた反射[…]