天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"魁北克大学里穆斯基分校毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信1989 88881(Université du Québec à Rimouski毕业证degree offer diploma Transcript)62356372"の検索結果(3342件)

リチウムテスト lithium test

褐色矮星の検出確認に使用された手法。0.06太陽質量以上の天体においては、リチウムは1億年以下で壊されて検出できなくなる。従って、リチウムが検出される超低質量星は0.08太陽質量より十分に軽く、水素の熱核融合反応を起こし[…]

リック天文台 Lick Observatory

サンフランシスコ近郊のハミルトン山(標高1400m)にあるカリフォルニア大学の天文台。1959年に完成した3 mシェーン望遠鏡のほか、1979年完成の1 m望遠鏡などがある。 ホームページ:http://mthamil[…]

立体角 solid angle

ステラジアンを参照。

リッチー-クレチアン望遠鏡 Ritchey-Chrétien telescope

主鏡と副鏡ともに双曲面に近い非球面で球面収差とコマ収差のない光学系(焦点)を持った反射望遠鏡。凹面主鏡および凸面副鏡を持つ望遠鏡という意味では広くカセグレン望遠鏡(カセグレン焦点を参照)に分類されるべきものであるが、主鏡[…]

リッパヘイ Lipperhey, Hans

ハンス・リッパヘイ(Hans Lipperhey;1570-1619)はオランダのレンズ職人(眼鏡職人)で望遠鏡の発明者とされる。リッペルハイ(リッペルヘイ)またはリッペルスハイ(リッペルスヘイ)とも記される。ドイツのヴ[…]

リトロー配置 Littrow configuration

ブレーズ回折格子(格子溝の断面が鋸歯状の形状を持つ回折格子)において、入射光が回折格子のブレーズ面に垂直に当たるようにした配置。この配置に回折格子を置いたとき、1次回折光は入射光方向に戻る。入射光方向に完全に一致する方向[…]

リミットサイクル limit cycle

力学系における位相空間上で閉軌道を描く運動のことで極限閉軌道とも呼ばれる。位相空間上の閉軌道は周期運動を表すが、閉軌道付近から運動を始めると閉軌道に巻きつくように近づいていく場合がある。つまり、時間が経つと、閉軌道が表す[…]

リュードベリ定数 Rydberg constant

水素原子の線スペクトルを表す物理定数であり、 で与えられる。ここで $m$ と $e$ はそれぞれ電子の質量と電荷、$c$ は真空中の光速、$h$はプランク定数、$\varepsilon_0$ は真空の誘電率である[…]

留 stationary

惑星の地心視赤経の時間変化が0となる瞬間。惑星は天球上で恒星の間を通常は西から東へ運動していくが、留のときにはその運動がほぼ停止し、運動の方向(順行、逆行)が入れ替わる。このため、留付近での惑星の見え方は、天球上で順行→[…]

リュウグウ Ryugu

はやぶさ2探査機の詳細観測とサンプルリターンのターゲットになった小惑星。1999年に発見され1999 JU3の仮符号がつけられ、後に正式に登録されてリュウグウ(162173 Ryugu)と命名された。浦島太郎の伝説などか[…]

粒子的地平面 particle horizon

宇宙開闢後ある時刻までに因果関係を持つことのできた距離の上限、すなわち光が届くことのできた距離を粒子的地平線という。通常のビッグバン宇宙論で想定されるような減速的膨張宇宙では、粒子的地平線は光速に時刻を掛けた程度の値を持[…]

粒状斑 granule

太陽表面に見られる、大きさ約1000 km、寿命10分程度の対流運動のパターン。

流星 meteor

宇宙空間にある小さな固体の天体が地球の大気に飛び込んできて光を放つ現象。一般には「流れ星」として親しまれている。 国際天文学連合(IAU)の定義と解説に基づくと、流星とは、「宇宙から来る固体の天体がガス状の大気に高速で[…]

流星雨 meteor shower

広義には流星群と同じ意味で使われることがあるが、通常は、流星の単位時間あたりの出現数が通常の流星群のときよりもはるかに多い(1時間に1000個以上)現象を指す。流星雨は、中心となる放射点があり、天球上を放射状に流れる。流[…]

流星群 meteor shower

特定の日時に流星の数が増えるものを流星群と呼ぶ。流星群は、彗星や小惑星から放出された流星物質がほぼ同じ軌道上に広がっているところを地球が通過するときに発生する。以前は、彗星軌道上に流星物質が集中してダストトレイルを形成し[…]

流星痕 meteor train

流星が通った後に飛跡に沿って残る淡く輝く痕跡。流星が発光した後に残す流星物質が高温で溶解したプラズマや大気中の原子・分子などが光るもの。数秒以下で消える短痕と明るい流星の場合数分以上発光し続ける永続痕がある。短痕は酸素原[…]

流星塵 micrometeorite

流星を参照。

流星物質 meteoroid

流星の元になる小さな天体。流星体とも言う。惑星間空間にある大きさが約30マイクロメートルから1メートル程度の固体の天体。これが惑星大気に突入するときに流星が発生する。 (参考)国際天文学連合による流星天文学の用語の定義[…]

両極性拡散 ambipolar diffusion

天文学では主に、中性水素雲や星間分子雲などの弱電離のガス雲から磁束が抜けることを指す。 ほぼ中性の星間雲でも宇宙線の影響でわずかに電離しており、荷電粒子が電磁場と相互作用する。中性ガス粒子が荷電粒子と大きな頻度で衝突す[…]

量子色力学 quantum chromodynamics(QCD)

ハドロンを構成するクォークの強い相互作用を記述するゲージ理論である。QCDと省略されることもある。 クォークはカラー自由度という3色からなる自由度を持ち、それらを数学における3次の特殊ユニタリー群SU(3)の3次元表現の[…]