天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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ハッブル宇宙望遠鏡 Hubble Space Telescope(HST)

アメリカ航空宇宙局(NASA)がヨーロッパ宇宙機関(ESA)との協力の下で開発し運用する口径2.4 mの宇宙望遠鏡。1990年4月24日にスペースシャトル「ディスカバリー」によって打ち上げられ、高度約600 kmを約10[…]

ハッブル距離 Hubble distance

ハッブル時間に光速度を掛けた距離のこと。ハッブル半径ともいう。その時刻の宇宙で因果関係をもつことのできる距離にほぼ等しい。ハッブル半径の内側にある球の体積をハッブル体積あるいはハッブル球という。

ハッブル系列 Hubble sequence

ハッブルが提唱した音叉図で示される銀河の分類系列。ハッブル分類を参照。

ハッブル時間 Hubble time

ハッブル定数の逆数で表される時間。宇宙年齢の目安となる。宇宙の大きさ(スケール因子)を縦軸に、時間を横軸に取った図を描いたとき、ハッブル定数は現在の時刻におけるグラフの接線の傾きとなる。この傾きを過去に外挿して縦軸がゼロ[…]

ハッブルディープフィールド Hubble Deep Field

1. 最初のハッブルディープフィールド(HDF=HDF-N) 1995年12月18日から28日まで10日間連続して、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の広視野惑星カメラ2(WFPC2)を「おおぐま座」の一角に向けて、従来にな[…]

ハッブル定数 Hubble constant

宇宙の膨張を表すハッブル-ルメートルの法則で、銀河の後退速度 $v$ [km s-1]と距離 $r$ [Mpc]のあいだの比例関係 を表す比例定数 $H_0$ のこと。ハッブル定数は現在の宇宙の膨張率を表す。後退速[…]

ハッブル定数の緊張 Hubble tension

宇宙初期、具体的には宇宙の晴れ上がり時点(宇宙誕生から約38万年後)、から我々に届く宇宙マイクロ波背景放射(CMB)のデータを基に構築された宇宙モデルが与えるハッブル定数と、そこから138億年経過した現在の宇宙の観測から[…]

ハッブルテンション Hubble tension

ハッブル定数の緊張のこと。

ハッブルの法則 Hubble's law

ハッブル-ルメートルの法則を見よ。

ハッブルパラメータ Hubble parameter

宇宙の膨張率を表すパラメータで一般に $H(t)$ で表される。宇宙のスケール因子 $a(t)$ を用いて で定義される。ここで$\dot{a}(t)$ は $a(t)$ の時間微分 ${\rm d}a(t)/dt[…]

ハッブル分類 Hubble classification

銀河を見かけの形によって分類する形態分類の一つ。 ハッブル(E. Hubble)が基本概念を1926年の論文に発表し、1936年の著書(The Realm of the Nebulae)で、それを可視化する有名な音叉図と[…]

ハッブル流 Hubble flow

ハッブル(E. Hubble)によって、セファイドなど用いて近傍銀河の距離が測定され、主にスライファーによって測定された銀河の赤方偏移との関係が調べられ、ハッブルとルメートルによって銀河の赤方偏移が距離に比例するというハ[…]

馬蹄型架台 horseshoe mount

ホースシュー式架台を参照。

波動光学 wave optics

光線の軌跡を追いかけて光学系を論じる幾何光学に対し、マクスウェル方程式を用いて、光の波動としての性質を考慮し、光の干渉、回折、偏光、散乱を取り扱う手法を指す。物理光学ともいう。

ハドロン hadron

強い相互作用を行う粒子の総称。重粒子ともいう。クォーク(と反クォーク)とグルーオンから構成されており、3つのクォークから構成されるバリオン(baryon, 強粒子)と、クォーク-反クォークの対から構成される中間子(mes[…]

ハドロンシャワー hadronic shower

高エネルギーのハドロンが物質中で引き起こすカスケードシャワー(粒子の増殖現象)。原子核との強い相互作用により生成されるパイオンなどの2次粒子は、一部は再び強い相互作用を繰り返し起こして増殖し、一部はガンマ線や電子と陽電子[…]

ハニカム鏡 honeycomb mirror

蜂の巣のような中空構造を持たせて軽量化したガラスで製作した望遠鏡用の鏡。製法上、融点が低く粘度も低いボロシリケート系のガラスが用いられる。これらのガラスは膨張率が低膨張率ガラスに比べると大きいので温度制御には配慮が必要と[…]

ハビタブルゾーン habitable zone

地球と似た生命が存在できる惑星系の空間。生命居住可能領域、生存可能圏などとも呼ばれる。液体の水が天体表面に安定に存在できる条件(表面温度が0℃ー100℃の範囲)から求められる。恒星のまわりの惑星やその衛星で定義されること[…]

ハビタブル惑星 habitable planet

ハビタブルゾーンに位置する惑星をハビタブル惑星と呼ぶことがある。文字通りの意味では生命存在可能な惑星となるので、必ずしもハビタブルゾーンの位置とは関係がなくなく注意が必要であるが、慣用的に広く使用されている。

バブコック Babcock, Harold Delos

ハロルド・バブコック(Harold D. Babcock; 1882-1968)はアメリカの天文学者。カリフォルニア大学バークレー校を卒業し、ウィルソン山天文台で1907年から1948年まで研究した。後期には息子のホーレ[…]