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オルバース

 

よみ方

おるばーす

英 語

Olbers, Heinrich Wilhelm Matthaeus

説 明

オルバース(Heinrich Wilhelm Matthaeus Olbers;1758-1840)はドイツの医者、天文学者。ゲッチンゲン大学で医学を修め医学博士号を得たが、若い頃から天文学も独習した。1786年頃から天文観測を始め、1820年には医者をやめて天文研究に専念している。1797年に新しい彗星軌道の計算法を考案して名が知られるようになり、この計算法は広く用いられた。最初にピアッジによって発見された小惑星ケレスを1802年に再発見し、その後すぐに第2の小惑星パラスも発見、両者が火星と木星の間に存在した同一の惑星に起源を持つとする説を唱え、1807年にはさらに小惑星ベスタも発見している。生涯で彗星を5つ発見し、ガウスベッセルを育てている。

「星が無限の遠方まで分布していれば空は夜でも真昼のように輝くだろう」とするオルバースのパラドックスでも知られているが、提唱者でも解明者でもない。

2022年05月07日更新

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    オルバース
    オルバース (Rudolf Suhrlandtによるリソグラフィー)(https://en.wikipedia.org/wiki/Heinrich_Wilhelm_Matthias_Olbers#/media/File:Heinrich_Wilhelm_Matthias_Olbers.jpg)