CALET検出器
よみ方
きゃれっとけんしゅつき
英 語
CALET detector
説 明
CALorimetric Electron Telescopeからつけた略称。 2015年8月19日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機によって打ち上げられ、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟に取り付けられて、同年10月から観測を行っている高エネルギー電子・ガンマ線観測装置。JAXA・NASA・ASI(イタリア宇宙機関)の共同計画である。カロリメータ(CAL)とガンマ線バーストモニタ(CGBM)の二種の検出器を搭載し、前者は高精度で高エネルギーの電子やガンマ線、陽子・原子核成分を観測して、宇宙線の起源・伝播の解明やダークマターの探索を行い、後者は広い視野でガンマ線バーストの発生を監視する。
2019年03月05日更新
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