天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

「画像説明文」に含まれる"telegram老频道购买(SMMFS.COM)克隆群组帖子浏览,BoD"の検索結果(25件)

1平方キロメートル電波干渉計 Square Kilometre Array

周波数50 MHzから14 GHzの電波に対する超大型望遠鏡。SKA(エスケーエー)と略されることが多い。この周波数帯の観測は他の周波数帯に比べて角分解能または感度のいずれかが不足している現状を打開するために建設の必要性[…]

宇宙黒体放射 cosmic black-body radiation

宇宙マイクロ波背景放射を参照。

エスケーエー SKA(Square Kilometre Array)

1平方キロメートル電波干渉計を参照。 Square Kilometre Array (SKA) Official Animation https://youtu.be/8BBoDw2qVD0

N体シミュレーション N-body simulation

N個の粒子からなる重力多体系の運動方程式は $$ \frac{d^2{\boldsymbol{x}_i}}{dt^2} = \sum_{j=1,j\neq i}^N Gm_j \frac{\boldsymbol{x}[…]

N体問題 N-body problem

重力で相互作用する多数の粒子からなる系を重力多体系と呼ぶ。重力多体系の運動を考える問題がN体問題である。多体問題ともいう。天文学では惑星リング、惑星系、星団、銀河、銀河団などが重力多体系と近似でき、その進化がN体問題とし[…]

黒体 black body

入射する電磁波をすべての波長にわたって完全に吸収し、また自らも電磁波を放射できる仮想的な物体。黒体が放射する黒体放射のエネルギー分布は黒体の温度だけで決まり、プランクの法則で表される。黒体は高温になるほど波長の短い電磁波[…]

黒体放射 black body radiation

黒体からの熱放射のことをいう。黒体から単位面積を通して単位時間、単位立体角、単位周波数あたり放射されるエネルギー密度は、黒体の温度だけで決まり、プランク分布で記述される(プランクの法則を参照)。黒体の温度が高くなるほどエ[…]

3体問題 three-body problem

三体問題を参照。

三体問題 three-body problem

3つの質点が万有引力の相互作用でどのように運動するのかを調べる問題。三体問題は、特別な場合を除いて、一般的には解析的に解くことができないことが知られている。3つの質点の運動は一般的には非常に複雑になるが、数値計算などで調[…]

3点相関関数 three-point correlation function

多変数確率分布において、任意の3つの変数値に対する相関のこと。とくに2点相関関数では表すことのできない相関の情報を3点相関関数として定義することが多い。平均値がゼロになるような3つの確率変数x1, x2, x3 があった[…]

制限三体問題 restricted three-body problem

三体問題であるが、3つの質点のうちの1つが他の2つと比べてその質量を無視できる場合にこう呼ばれる。たとえばA、Bの2つの天体と質量が無視できるCがあるとする。CからのAとBへの万有引力による影響は無視できるので、AとBは[…]

星図 star chart

天球上の恒星、銀河、星雲の位置や明るさを示した地図。歴史的には、1603年にバイエル(J. Bayer)が作成した『ウラノメトリア』、『天球図譜』(1729年)、ボーデによる『ウラノグラフィア』(1801年)、渋川春海の[…]

太陽系外縁天体 trans-Neptunian object

太陽系の天体の中で海王星よりも外側にある天体の総称。単に外縁天体という場合もある。2006年にプラハで開催された国際天文学連合(IAU)総会で定義された。エッジワース-カイパーベルト天体、散乱円盤天体、オールトの雲に含ま[…]

太陽系形成論 theory of Solar System formation

太陽系の形成過程を、天体現象の素過程を理論的に解明し、それを積み上げることによって説明しようとする理論。太陽系形成論に関する基本的な枠組は、20世紀後半に旧ソ連のサフロノフ(V.S. Safronov)と京都大学の林忠四[…]

太陽系小天体 small solar system body

太陽を周回する天体のなかで、惑星と準惑星を除く天体の総称である。小惑星、彗星のほか、エッジワース-カイパーベルト天体など太陽系外縁天体(冥王星、エリスなどの準惑星を除く)も含まれる。また、惑星間ダストも広い意味では太陽系[…]

多体問題 many body problem

多数の質点が万有引力の法則で運動する系を扱う問題。質点が2つの場合が二体問題、3つの場合が三体問題で、多体問題という場合にはより多くの質点の系を指すことが多い。また、太陽系の惑星の数くらいを扱う場合を少数多体問題と呼んで[…]

チチウス-ボーデの法則 Titius-Bode's law

太陽系惑星の軌道長半径の規則性に関する法則。1766年にドイツの天文学者チチウス(J.D. Titius)が発表したがあまり日の目を見ず、1772年にボーデ(J.E. Bode)が自著で紹介して有名になったため、ボーデの[…]

Ⅱ型超新星 type II supernova

星が進化の果てに明るく爆発する現象を超新星と呼ぶが、その超新星の一種。最も明るくなる最大光度期に水素のスペクトル線が現れないⅠ型と現れるⅡ型とに大別される。Ⅱ型は 8$M_{\odot}$ 倍以上の重い星の進化の最終段階[…]

2体緩和 two-body relaxation

通常の分子からなる気体では、分子同士の衝突によって運動エネルギーが交換されることで、熱力学的に緩和し、熱平衡に近づいていく。粒子間相互作用がクーロン力であるプラズマや、重力である銀河、星団などの重力多体系においても、粒子[…]

2体問題 two-body problem

二体問題を参照。