天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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宇宙の距離はしご cosmological distance ladder

伝統的な天体の距離測定法につけられた名称。天体までの距離に応じて異なる手法を次々につないで遠方の距離を測る様子が、あたかも「はしご」をつないで高いところまで届く様子に似ていることからつけられた呼び名(図1)。最終目標は宇[…]

距離指標 distance indicator

銀河の距離の推定に使われる指標のこと。真の明るさや大きさがわかっている標準光源や銀河のさまざまな観測量間の相関関係などがある。宇宙の距離はしごを構成する手段である。精度は高いが近傍の銀河までしか適用できない1次距離指標と[…]

種族(星の) (stellar)population

銀河を構成する星を分類する方法の一つ。アメリカの天文学者バーデ(W. Baade)が1944年に提唱した。金属を多く含むものが種族Ⅰ(PopⅠ)、少ないものが種族Ⅱ(Pop Ⅱ)である。宇宙で最初に生まれた初代星は金属を[…]

バーデ Baade, Walter

ドイツ生れでアメリカの天文学者(1893-1963)。星に2種類の種族があることを発見した。ハンブルグ天文台勤務の後、アメリカに移住して、ウィルソン山天文台、パロマー天文台において星雲の観測で活躍した。ハンブルグ天文台の[…]

バーデ-ウェッセリンク法 Baade-Wesselink method

星の真の大きさと見かけの大きさ(視直径)から、セファイドやこと座RR型変光星のような脈動変光星の距離を求める幾何学的方法。年周視差による方法と同じ幾何学的方法なので、宇宙の距離はしごの最も基本的な方法の一つである。アメリ[…]

バーデの窓 Baade's window

天の川銀河の中心に近い方向にある、星間減光が特に小さい領域。銀経1°、銀緯 -4°付近にある。可視光以外の観測ができなかった時代には天の川銀河の中心付近を観測する唯一の領域だといわれていたが、可視光で見える星は天の川銀河[…]

フィルター filter

特定の範囲の電磁波を取り出す光学素子。天文学におけるフィルターは、厳密に波長帯を切り分ける必要性から誘電体多層膜を用いた干渉フィルターが多く用いられるが、可視光でのおおまかな広帯域測光の場合には安価な色ガラスによる吸収フ[…]