天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アーロンソン Aaronson, Marc

マーク・アーロンソン(Marc Aaaronson; 1950-1987)はアメリカの天文学者。キットピーク天文台の4mメイヨール望遠鏡で観測中の事故で死亡した。 アーロンソンはロスアンジェルスで生まれ、カリフォルニア[…]

IXPE IXPE

IXPE衛星を参照。

アインシュタイン衛星 Einstein satellite

アメリカの高エネルギー天文衛星(High Energy Astronomical Observatory)シリーズの2番目となるX線天文学衛星で、HEAO-2と呼ばれた。1978年11月13日にフロリダから、高度ほぼ50[…]

宇宙X線背景放射 cosmic X-ray background radiation

全天にわたってほぼ一様に輝いているX線。ジャッコーニ(R. Giacconi)らの1962年のロケット実験で発見された。30 keV付近にエネルギー分布のピークを持つ。その起源は長年の謎であったが、最近のチャンドラ衛星の[…]

X線天文学 X-ray astronomy

宇宙からのX線を観測することにより天体や現象を調べる天文学の分野。超高温天体や超高温ガスなどから放出される波長が0.01-10 nm 程度(光子のエネルギーとして0.1-100 keV程度)の光をX線と呼ぶが、X線は大気[…]

エネルギー準位 energy level

原子、分子、イオンの量子力学的な微視的状態を表す用語。 量子力学によると粒子の微視的状態は離散的な多数のレベルに分かれる。その各レベルは対応するエネルギーで区別されるため、それらをエネルギー準位と呼ぶ。これらのうちで、[…]

オゾン層 ozone layer

成層圏中に微量に存在するオゾン(酸素原子3個からなる分子で分子式はO3)の層のこと。濃度が最大となるのは高度約20 kmあたりである。太陽から届く紫外線の大部分はオゾン層で吸収されるので、人体や他の生命に有害な紫外線はほ[…]

核子 nucleon

原子核を構成する陽子と中性子の総称。

緩和時間 relaxation time

系が平衡からずれた状態から平衡状態に近づく時間の目安を与える時間尺度。具体的には、平衡状態からのずれが指数関数的に減少する際の時定数。この場合、緩和時間が $\tau$ であれば、平衡状態からのずれは $\exp(-t/[…]

クーラン条件 Courant condition

双曲型偏微分方程式を数値計算により安定に解くための条件。波動が伝播する速度(波動の位相速度と流体の速度の和)を$v$、計算格子の格子間隔を$\Delta x$とするとき、安定な解を得るための時間刻みは に制限される[…]

減衰幅 damping width

自然幅ともいう。減衰輪郭を参照。

GOES X線クラス GOES X-ray Class

静止衛星軌道で運用される米国の環境監視衛星GOES(Geostationary Operational Environmental Satellites)によって測定される太陽の軟X線の放射エネルギー流束(フラックス)の[…]

GPS Global Positioning System(GPS)

全地球測位システムを参照。

ジオット彗星探査機 Giotto

1986年に回帰したハレー彗星に接近して観測するため、1985年7月2日にヨーロッパ宇宙機関(ESA)が打ち上げた探査機。1301年に出現したハレー彗星を描いたイタリアの画家ジオットにちなんで命名された。1986年3月1[…]

質量-光度比 mass-to-luminosity ratio

天体の質量 M を光度 L で割った量で、 単位光度を放射するのに必要な質量を意味する。 これが大きい天体は放射の効率が低い。 天文学固有の量であり、主に恒星以上の階層の天体に適用される。 生の値が扱われることはほとんど[…]

準巨星 subgiant star

主系列星と赤色巨星の中間的な光度をもつ恒星(英語名称の最後の star は省略されることが多い)。光度階級ではⅣに相当する。太陽程度の小質量星は、中心部の水素が枯渇すると、赤色巨星へ進化する。HR図上では、進化の途上で主[…]

昇交点黄経 longitude of ascending node

昇交点を参照。

真空の相転移 phase transition of vacuum

まず、素粒子物理学における真空とは、エネルギー零の状態というよりは、物質場の励起していない基底状態、という意味である。したがって、何らかの原因によって真空の基底状態自体が変化することが真空の相転移である。 その最も典型[…]

スーパーローテーション superrotation

金星の自転は遅く(周期は243日)、赤道での自転速度は 1.6 m s-1であるが、上空の大気は100 m s-1で自転と同じ方向に運動していて4日で金星を一周する。これを「スーパーローテーション(超回転)」と呼ぶ。 […]

大赤斑 Great Red Spot

木星の南半球にある巨大な大気渦。東西に26,000 km、南北に14,000 kmの広がりを持ち、地球をすっぽり呑み込む大きさである。南半球にあって反時計回りの回転を示すこと、赤外線での観測によると周囲より温度が低いこと[…]